ローマ法王に米を食べさせた男の思源

 

どうも、ナカムラです。

 

この時期になると読み返す本があります。

 

もう3年ぐらい前の本ですが
ローマ法王に米を食べさせた男。という本

 

この本は、以前、TBS日曜劇場 「ナポレオンの村」として
唐沢寿明主演のドラマにもなりました。
(いまや、ひっぱりだこの俳優ムロツヨシも、
実はこのドラマに出ています)

 

 

ドラマ化される前にこの本は読んでいたので、
めっちゃ嬉しくて毎回、ビデオ録画して見ていましたが、
本のごく一部分をなぞってしかドラマ化されていなかったのですが、
やっぱり、この本を読んだほうが良いです。

 

現実に起きていることの実録本なので
臨場感があり、最初読み始めた時は
どぴゅーっと鼻血がでるほど興奮を覚えたもので。

 

米の品質を改良するために、人工衛星を使うアイデアなんかは
なんてインタレスティングな発想だって感銘します。

 

ざっくりとした内容としては

 

某市役所職員・高野氏が
2005年、過疎高齢化で「限界集落」に陥った農村を含む
地区の再生プロジェクトに取り組んで、
大成功を収めるまでの紆余曲折とアイデア満載、
感動的実行力のプロセスを克明に記した物語。

 

著者である高野氏は数々のユニークなアイデアを次々と繰り出し、
そのアイデアを驚くべき行動力で実行していきます。

 

その結果、多くの若者を誘致し、農家の高収入化を達成!
また、高野氏は収穫される農産物をブランド化するために、
高野氏は奇想天外なアイデアをひねりだす。

 

それは「ローマ法王に米を食べてもらう」という突拍子もない奇策・・・

 

 

読んでもらいたい一冊なので、内容紹介としてはここまでで。

 

 

 

奇想天外&破天荒なアイディアとブルドーザーのような実行力

失敗は当たり前、成功するまで攻めまくる鉄の執念。
とにかくやれることは全てやってみる!やれることがないように思えても捻り出す!

 

とにかく「行動」「行動」「行動」。

 

そしてその結果生じてくる負の感情を払拭するのも「行動」。
行動していればローマ法王から返事が来ないことも、
宇宙飛行士が本当に来てくれるかやきもきすることも紛らわすことが出来るのです。

 

困難な状況を打破するには
とにかく「行動」が大事だと言うことが身にしみました。

 

良い意味で「何でもあり」を感じさせてくれる本です。
発想することはできても行動できない人が多い中で、
奇天烈な発想をベースにしながらもとにかく行動力がすごいです。

 

行動しないと何も起きませんが、
行動していれば、誰かと出会い、何かを学びます

 

キャッチーなタイトルの本ですが、本質は行動することの重要性だと感じました。
固定観念で発想が行き詰った時などに頭をリフレッシュさせるのに適した本です。

 

しゃべり口調で書いてある文体も読みやすく、
数時間で読み切れるぐらい面白く、感情移入もしやすい点もいいところ

 

話題を意図してつくっていく中で、生まれたことを最大限に活かす

 

このとんでもない行動力を支える背景には、高野氏の素晴らしいマインドセットがあります。

・金も資源もないので、「思う源」と書いて思源、「知恵を出そうよ」という発想
・相手がアメリカの大統領だろうがローマ法王だろうが総理大臣だろうが、所詮地球の一員なんですよ。私たちが一生の間で直接話が出来たり握手したりする人の数は、ものすごく限られています。だから恥ずかしがらずにどんどん声をかけていったらいい。

 

主人公である著者の、アイディアの量とその実行力は、
ほんとに本当の興奮もの。

 

やっても無駄だ、面倒なだけだ、どうせ失敗すると周囲が後ろ向きな中でも
『頭の中では成功のイメージしか描かない』
という将来へ向けた原動力となる喜ぶ力

 

『マイナスをプラスにとらえるには、一度「喜んで」見る。』
という困難とも思える現実に屈しないための「喜ぶ」
を使いこなし、実現不可能とも思える夢をどんどん実現していく。

 

同じ努力をしていても、この「喜ぶ」能力の有り無しで、
なにをやっても、結果は大きく変わる。

 

「喜ぶ」というスキルは、思考をニュートラルに戻し、
アイディアや力をもたらしてくれる・・・
大きな気づきをもらえました。

 

最後に、行動を促す格言を紹介して終わります。

 

切れた電球を下からみて、みんなでワイワイ言っていても何も変わらない。
誰かが新しい電球を持ってきて取り替えない限り、明るくなら無いんです。

 

日本人全員が、読むべきだともいえる名著だとおもいますよ☆

 

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