脳の視点から、なぜ人はモノを買うのか。

kaimono

 

どうも、ナカムラです。

あなたの買うものは、脳に支配されています。

 

といったらびっくりするでしょうか。

 

・ブランド品
・車
・高額商品
・衝動買い。。。。

 

さて、あなたはなぜモノを買うのでしょうか。

 

今回は人がなぜ買い物をするのか
その原理的な話をしていきます。

 

あなたの脳が買うモノの意思決定をしている

 

今回お話していく内容は、以前の記事のニューロマーケティングも
深く関わってくるので、こちらの記事もチェックしてみてください。
リンク参照:ニューロマーケティングをわかりやすく丁寧に【マーケティング】

 

人が商品を買う時は、

 

やるお
この商品が絶対に欲しいいいいいい!!

 

この動機がなければ、買うという行動は生まれてきません。

 

だから「買う」という行動の源は
この動機があるかないかということになります。

 

この買う動機こそ、無意識に
脳の中で創られていくものです。

 

買う動機、それはウォンツxニーズ

 

なにかを「欲しい」と思い、その欲望が高まったとき「欲しい」に
「必要だ」が加わることを「ウォンツニーズ」と言います。

 

そして、「ウォンツニーズ」は広告やテレビ、
雑誌などによって私達の脳に意図的に作り出されています。

 

具体的な方法としては、消費者に対して
稀少性、楽しさ、購入後の経験などを
イメージしやすいように促しています。

 

テレビやネットで何気ない広告をみてると
つい欲しくなったりすることはありませんか。

 

でも欲しいだけじゃ買わないと思います。
それは「ウォンツ」の段階で
まだ、あなたの中にとどまっているということです。

 

ここにどうしても欲しいというニーズが
生まれると、買いたくなってしまいます。

 

例えば、いずれ買おうかなと思っていたものが
今週の土日だけ期間限定プライスで提供します!
と言われたら、手に入れたい!という思いが高まりますよね。

 

こうなると、ウォンツとニーズが融合した状態といえます。

 

このようにして生まれた「ウォンツニーズ」は
脳波を分析することで明らかになってきていて
「ウォンツニーズ」が一番高まっているものが
一番欲しい物となります。

 

買い物する時に脳はどうなっている

通常の買い物は、大脳皮質(論理的な思考をする部分)で
判断を行っています。

これは、普段の行いになるので
特段、脳がエネルギーを使うようなことはありません。

しかし、高額商品や衝動買いを行うときは
大脳皮質ではなく大脳辺緑系(感情、意欲を司る部分)で
自動的に判断しています。

大脳辺緑系は大脳皮質に比べて
素早い処理を行っているというのも、

衝動買いにおける脳の働きとして
注目すべき点です。

ネットビジネスでは、DRMを使って
感情的な側面から刺激して商品を選んでもらう
要素があります。

 

衝動買いや高額商品には、麻薬的な要素が含まれている

衝動買いを引き起こすメカニズムは
神経伝達物質「ドーパミン」が関係していると言われています。

 

ドーパミンとは、脳に喜びをもたらすといわれる物質です。
ドーパミンが脳内に分泌されると、
人は幸福感、満たされる感覚を覚えていきます。

 

ドーパミンは人を行動に向かわせる
非常に重要な働きをしています。

 

衝動買いが抑えられないという人から
相談されたこともあるのですが

 

衝動買いが収まらないという人は、
大体ストレスを感じていたり
日常的に刺激が足らないと感じている人が
傾向的に多くいます。

衝動買いが止まらないという方は、
運動をすると、そういったストレスの解消や
脳内物質が変化し、買い物への欲求を
抑えることができます。

 

最新のアプリには脳科学の研究結果を多用している

 

すこし話がそれるのですが、
最近のアプリやゲームには、
脳科学的な視点で構成が作られていて

 

視覚効果
イベントの演出
ゲームのテンポ感

 

これらすべて脳をとても刺激し、
ドーパミンがどくどく出るように
設計されています。

 

そしてつい、課金してしまう。

 

無料のゲームでも、チュートリアルをクリアしたら
今だけ!ガチャをやると超レアカード確定
なんていって課金させる仕組みは
とても恐ろしいマーケティング手法です。

 

これをやってないアプリなんてないといっていいほどです。

 

まさに、
ゲーム体験させウォンツを引き出し、
今だけの限定性でニーズを呼び起こす
一回の課金だけならいいかな・・

 

やるお
一回、一回だけの課金なんだからね

 

とユーザーに思わせてマネタイズさせる。
とても強力な消費行動プロセスです。

 

ゲームなのでとてもカンタンに行動喚起できてしまいますよね。

 

もちろんこの一連の流れは、
あなたのビジネスにも応用することができます。

 

あなたのサービスも脳に買いたいと思わせることができる

 

いかがだったでしょうか。

 

最後にお伝えしたゲームの話しですが
普通のビジネスでも、応用することが可能です。

 

・サンプルの提供
・クーポンの提供
・PDF、小冊子の配布

 

こういった形でお客さんを集めて
あなたのサービスを価値提供し
あなた自身のブランド価値を高めつつ
お客さんのウォンツを育成し、ニーズにあったアプローチを行うことです。

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