射手座の満月からみえるグランドトライン

 

どうも、ナカムラです。

 

2018年5月29日
今回満月が起きる射手座は、哲学と情熱の星座です。

 

そこに知性とコミュニケーションを示す
双子座の太陽のエネルギーが、強力に注がれています。

そしてそのエネルギーは第10ハウスで発揮されることになります。
第10ハウスはキャリアや社会的到達点を示す領域。

今回の満月ではその過程で得られた知恵やノウハウを、
実際的な場面で生かしていくことがキーとなる
「知恵を実際的な場面で役立たせていく」時期であること。

 

チャートをパッと見ると、内円に緑色で大きな三角形が形作られています。
三角形は海王星、金星、木星の3つからなっていますね。

このように3つの天体がお互いにトライン(120度)を取り、
ホロスコープ上に大きな三角形を描く配置を「グランドトライン」

これは「複合アスペクト」と呼ばれる特殊な配置のひとつで、
大きな調和のエネルギーをもたらす作用があります。

今回の満月図では、太陽・月とともに夢とビジョン(海王星)、
人を引き付ける魅力(金星)、発展性(木星)がポジティブに響きあい、
大きな飛躍へ向かうパワーを放っている…とみれます。

自分の持つ知恵と知識、世界観を、積極的に社会に還元していき
それがまたあなたの魅力を引き出せ、
自分の世界を広げていくことにつながっていきます。

さて、みなさまは今回の満月のエネルギーをどんな風に使っていくでしょう。

今回の満月のよりスピリチュアルな意味合いについてを、
サビアンシンボルから読み解いてみようと思います。

 

(サビアンシンボルとはホロスコープの360度分、各度数のイメージを
それぞれ詩にしたもので、1度1度に違う文が割り当てられています)

 

母が幼い子どもをともない、階段を上る

 

今回の満月のサビアンシンボルは、
「母が幼い子どもをともない、階段を上る」です。

お母さんがまだよちよち歩きの子どもに付き添い、階段を一歩一歩
上っている…そんなイメージが湧いてくるシンボル。

つまるところ
「自分の知恵を持って、人を導いていくこと」にも
つながります。

 

後を追いかけるの側の人々のペースやキャパは、
それこそ人それぞれ違うわけでして

 

ある程度のスキルをすでに持っている方もいる一方で、まさに
「幼い子ども」のような方もいます。

 

 

そのような人々は未熟で、弱々しく、すぐに転んだり迷ったりして
しまいますので、より手をかけてあげる必要があるわけですね。

 

導く側に立つ人は、そういったことも含めて物事を考えていかねば
ならないことを、このシンボルは示しています。

 

また、逆に母親が純粋な子どもから色々と教えられることもありますが、
大人の世界でもこういったことは起こりえます。

あなたが「幼い子ども」のように思っている方は、
もしかしたら別の分野では老練のスペシャリストかもしれません。

 

人には得意不得意があります。

 

教え、教えられる。導き、導かれる。

 

一見上下関係のように見えますが、
両者ともに謙虚な姿勢が大切ですよね。

 

 

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