クライアントを引き上げる、コンサルの心構え

consul

 

どうも、ナカムラです。

前回この記事で、
コンサルティングを受ける側とする側から見た大事なコト

コンサルタントとクライアントの関係について
触れてきましたが

その中で、
このコンサルタントとクライアントの関係って
恋愛に近いものがあるよね。

ということをお伝えしてきました。

今回はコンサルタント側から
クライアントを引き上げる際に
重要となることを
さらに深掘りしてお伝えしていきます。

 

そもそもコンサルタントって何を指すのか

コンサルタントって聞くと
ネットビジネスをやっていると
よく聞く言葉ですが

 

ネットビジネスを知らないと
外資系の営業とか、資産運用なんかのステータスの高い
職業に思うかもしれません。

 

コンサルタントっていう言葉
響きはとてもカッコいい!わけですが

コンサルのやることは

「クライアントにマンツーマンでビジネスを教える事」

になります。

コンサルっていう言葉の響きに

 

A さん
何かすごそう!!!

 

って思うかもしれないけれど
何か特別な事をやるわけじゃなく

極端な話、
家庭教師となりマンツーマンで
勉強を教えるのと一緒なわけです。

 

東大生が教えるから、東大に合格できる?

さて、

ここで考えてほしいんですが、
例えば東大生が
マンツーマンで勉強を教えたとして教
その教え子が

 

「東大に合格できるのか」

 

というと、そうとは限らないわけです。

 

何となくダラダラ1時間だけ
話しながら一緒に勉強したってレベルだと

家庭教師なんかしたところ
で何の変化もないのが実情です。

それで一回1万円とかの授業料が
東大受験の親から
家庭教師に支払われているのが
現状なわけです。

 

ビジネスの世界でのコンサルは
これと同一なもので、

ネットビジネスのコンサルは
稼いでいる人が稼ぎたい人に対して
マンツーマンでビジネスを教えるというだけの
単純な仕組みなんです。

 

それで
「稼げるようになるか」
というとそうとは限らない。

 

前回の記事でもお伝えしましたが
コンサルを成立させる条件として
教える側がパワーをかけるのは当然ですが、
教わる側にもパワーをかけてもらうはないと
パフォーマンスが上がらないわけです。

コンサルというのは教える側も教わる側も
両者にエネルギーが必要で
両者がそれを認識してはじめて
結果に繋がるタイプのビジネスです。

 

一方で、
実際には「教える側」の思い と
「教わる側」思いが

ズレてしまうと、
いいコンサルにはなりません。

 

ビジネスのコンサルをやる時の心構え

コンサルタントとしてサービスを提供する以上
そもそも、コンサルをやる側は
自分でも稼ぐ目的があってコンサルをするわけです。

 

なので、何人にコンサルしたら
いくらくらいになるかを計算して、

「これくらい利益を作りたいから●人と契約させよう!」

という風に販売計画を立てます。

 

商売なので当たり前なんですが、
数を取りたいからと言って
甘い言葉や誇大広告じみた形で募集をかけてしまうと

コンサルをする人数が
自分の許容人數以上になってしまいます。

 

本来、コンサルでクライアントに
結果を出させるには

1人でも相当なエネルギーが必要となるわけですが
許容以上の人数を取ってしまうのは
非常にリスクがあるわけです。

 

コンサルは、言うまでもないですが
ネット上で自動で売れて
不労所得になるというものではなく
単純な話、「労働」になるわけです。

 

ただ、コンサルというのは
価格帯を高単価にして提供できる商品でもあります。

 

で、売る時は気付かないけど
売ってから数か月とか1年間
結構な時間、労働が発生します。

すると、コンサル件数が増える事で
労働量が増えて重労働になり
一人一人のサポートが薄くなっていく、、、

 

コンサルを行うことは
毎日のように夜にラインやスカイプ通話で
クライアントと連絡をとり
細かく教えていくのは

本当にエネルギーが必要なこと。

だからこそ、教える側は利益以外の
クライアントを引き上げる情熱と目的を
持っていないとコンサルは成り立たないし
割りには合わないものと考えています。

 

コンサルの募集形態にも形は
色々ありますが

 

例えば
「仲間づくり」
「コミュニティ」
こういった形での募集が
多かったりします。

 

家庭教師もそうですが、
生徒に教える事ももちろんだけど
生徒とのコミュニケーション自体が楽しいと
自分もエネルギーが入るってのと同じ原理です。

あと、注意してもらいたいことが
コンサルを売りたいがために

 

悪い人
私のコンサルを受けると簡単に成功できますよ!

 

とか

 

悪い人
私のコンサルを受ければ後は成功したも同然です!

 

という甘い言葉で、クライアントを
集めることができるという点です。

先でも触れましたが、

 

欲深い人
コンサルをより多く売って稼ぎたいー!!!

 

と思うがために
陥りやすい現象です。

しかし、これって

「私から家庭教師を受けると
自動で東大に受かりますから」

と言っているのと一緒です。

 

もし、東大に合格させたいなら

「自分の力で東大に合格しよう」

と言う風に自立を促すべきなのが、
売りたいがために

 

「私から家庭教師を受けると
自動で東大に受かりますから」

 

と依存させるような事を
言ってしまうと
私は、家庭教師をうけていれば
東大楽勝だなって考えるようになります。

その結果、コンサルを受ける側からすると
すごく美味しい商品に見えてしまう・・・と
いうわけです。

 

人間は、自分の都合の
いいように物事を捉えます。

 

そしてこのような甘い言葉をつかって
集めたクライアントのニーズを満たしてしまい
それを助長してしまうのです。

クライアントの潜在的な欲求としてあるのが

「コンサルを受ければ手とり足とり
優しく教えてくれて成功できるに違いない」

という想いです。

 

コンサルを受ける側からすると
高額を支払うからこそ、
丁寧なサポートを求めるのも
当然ですし、成功を確信して申し込むわけです。

 

ただ、クライアントが

「コンサルを受ければ結果を出させてもらえる」

という考えだと
実際、コンサルは上手くいきません。

 

ネットビジネスでも「ビジネス」である以上、
まず、自分でやるのが大前提なわけでして、

 

その為には
「自分で考えて自分で行動する」という事が
出来ないと稼ぐ力は身につきません。

 

ネットビジネスをやる以上
自営で自分でビジネスを行っていくのと同義な訳で

「どうやったらいいか分からない」

なんて言っていると前に進めないわけです。

「何をやればいいか分からなくてもとりあえず前に進む」

という事が本当に大事。

 

しかし、安易に

「手取り足取り教えてくれる人がいる」

という風になるとこの部分で成長が
阻害されしまう部分もあります。

だからこそ、コンサルをする側が
コンサルを成功させる為には安易に
甘い売り文句で売るのではなく、

 

「自分の力で結果を出す事」

 

に重点を置いて適度なサポートをしないと
結果には繋がらないという事になるわけです。

もし、結果に繋がらない場合、下手すると

 

「あの人のコンサルは役に立たなかった」
「サポートもおざなりだった」

 

という形で捉えられますし
悪評にもなりかねません。

故に、コンサルを提供していても、評判から
売れない結果のでないコンサルとレッテルを貼られて
売れなくなるなんてケースもあるわけです。

過度にコンサルの売り込みをして
クライアントをさばききれずに
ダメになっていった人も多くいます。

 

例えば、1つの例としてお伝えしますと

アフィリエイトで結果を出していた人が
コンサルを販売します。

 

もちろんコンサルなので24時間
クライアントのフォローを行うわけで
一日の大半の時間がクライアントに割くわけです。

 

すると、自身のアフィリエイトの売上が落ちる
と言った可能性もでてきます。。

 

ですが、アフィリエイトはコンサルに比べ単価が低く
コンサルは単価が高いから
コンサルに力を入れてしまいます。

その結果、アフィリエイトの収入が落ちている分を
コンサルでの収入で賄うようになるわけです。

最初は良いんですが
アフィリエイト自体で稼げていけなくなる場合
自身の稼ぐ力が落ちていきますし、
すぎていく時間とともに、焦りも出てきます。

 

その焦りがクライアントにも伝わったりして
コンサルの方も上手くいかなくなりダメになる。

 

コンサルで一過的に売上が上がってもこういう感じで
ダメになっていくパターンは多いです。

 

人間、焦っているような心理状態では、
正当な判断も下せなくなりますし
途端にダメになります。

でも、そういったことの始まりにあるのが
安易なコンサルの売り込みだったりするわけです。

 

だからこそ、コンサルをしていくなら
そこにお金以外の情熱が持てるかという
自分の意義・イデオロギーももちろん大事だし

コンサルを提供するクライアントの意識まで
考えて戦略を立てていかないと
共倒れになってしまう可能性もあるわけです。

このバランスというのは、非常に大事です。

 

ネットビジネスのコンサルでお互いが意識すべき事とは

外国の格言で
「魚を与えるのではなく魚の釣り方を教えよ」
というものがあります。

ジム・ロジャーズの
金持ち父さん・貧乏父さんの本の中でも
紹介されていますが、

 

これは、
貧しい人がいるからといって
魚を与えても何の解決にもならない

その貧しい人に魚の釣り方を教えて
自立してもらわないと意味がないよ。

 

という意味合いの格言です。

これはコンサルにもそのまま当てはまります。

魚 = 収入

釣り方 = お金を稼ぐ手法

と考えるとしっくりくると思います。

 

コンサルを受けている間は
二人三脚で一時的に収入が上がるだけでは
意味がなくて

 

クライアントにはコンサル終了後にも
自分ひとりで稼げるようにならないと
それは、良かったコンサルとはいえません。

多くの人は釣り方じゃなくて
魚を求めるわけですが、
一過的な成果なんて
意味がないって事です。

 

基本、コンサルを行うに当たっても、
このスタンスが大事になってきます。

 

そしてそれはコンサルの売り込みに安易な言葉を使って
販売したりや安売りのような形で集めてしまうと
厳しいわけで、

 

きちんと結果を出してもらうには
自分にも相手にもエネルギーが必要だという事です。

ネットビジネスの業界は
売る側にしろ買う側にしろ

 

「楽をしてお金を稼ぎたい」

「楽をしてお金を稼がせるから」

 

に流れやすいのが実際のところです。

 

ネットビジネスは簡単で稼げる!
という色眼鏡で見られやすいというもの。

 

で、コンサルというのは売る側から見ても
自分の労働力を切り売りすれば売れるし
実際売るのは楽なものです。

(売ってからエネルギーをつかいますが)

 

クライアントも申し込む時は、
「この人は私を成功させてくれる」
という、強い期待があるわけで

 

これらの買い手と売り手の思いが
重なって上手くいかないコンサルが
山ほどあるのがこの業界の現状です。

 

コンサルを売る場合は
そのコンサルの先をきちんと見据えた
長期的な目線で考えていくものです。

 

私もコンサルの依頼を受けますが
今現在は全てお断りしています。

もしかしたらそのうち行うかもしれませんが
やるならコンサルをやる側も受ける側も
本気じゃないと全く意味がないし、
その為にはやる側としても覚悟がいります。

私がやるからには、私が死んでも
結果を出してもらう気概で行うので
相当エネルギーをそこに集中します。

 

スカイプや通話結構マンツーマンで教えていたりすると
本当に受講するクライアント側の意識一つで

 

教えていることは、変わらないのに
全て結果が変わります。

 

結構な値段で教えていたノウハウと
同等のノウハウでも

友達だからとかって
無料で教えるとそれだけでちゃんと聞いてもらえずに
響かないとか普通にあるわけです。

最初コンサルのサービスを練習するとしても
友達に無料でやってもらうと言ったことは
絶対オススメしません。

 

コンサルをするからには、
きっちりと対価をいただく。

 

コンサルはクライアントにも成功するという覚悟を決めてもらい
コンサルタントとクライアントと一丸となってこそ
結果が伴ってくるものです。

 

コンサルやるなら、相手に惚れさせろ

ここまで、コンサルというサービスは
クライアントと一丸となって
結果を出していくものとお伝えしてきました。

 

クライアントを引き上げていくには
どれだけ優秀なコンサルができる人だとしても

クライアントとの相性というものもありますから
結果の出る人、出ない人はやっぱり出てきます。

 

コンサルをする立場として非常に重要な心構えが

クライアントを、心底惚れさせる

という気概が必要になります。

 

コンサルは広く捉えると、クライアントと共に
パートナーシップを気づいていくものです。

 

これって、恋愛関係と同じような感覚なんです。

 

想像してほしいのですが
恋愛をしているときって
少なからず、相手のためになることを
してあげたいって欲求が高まるものです。

 

クライアントが、あなたに惚れ込んでいるとしたら
出す課題に対しても積極的に取り組むことも
想像しやすいですし、

 

自身のためにありつつも、
惚れ込んだあなたのためにも
行動してあげたいという気持ちが
自然と生まれてきます。

 

そういった関係性になれば、
角度の高いコンサルが自然と行えるようなるということ。

 

だから、コンサルをする立場の人は
絶えず人間的魅力を高めるために
自己投資をおこない

クライアントを魅了していくということを
意識することが大切だと思う。

 

だからこそ、常に魅力的な人間であることを
忘れてはならないわけで、

 

コンサルは、長期的に相手と
向き合って成果を引き上げて行くものですから

クライアントに対して厳しい意見も
言わなくては行けない場面もあるし
お互い傷つける場面もある。

 

でも、それは
クライアントに成果を出してほしい故の
ことであって、

 

クライアントにしっかり向き合う
愛のような感情と、情熱が必要。

 

もしいま、あなたが、
コンサルやコーチングのような
クライアントを引き上げるようなサービスをしていて、
うまくいってないなと感じていたら

 

そこに愛は、あるのかい?

 

と自問自答してみてほしい。

 

恋愛でも、惚れさせたら勝ちという格言が
どこかにあったとおもうけど、

コンサルで結果を出させる
クライアントを引き上げるという面でも
そこは通ずるものがある。

教えを授けてくれる人が
ダサかったり、なんか魅力なくなったって思われたら
それだけで、離れてしまうなんとこともある。

 

コンサルを提供する以上は
クライアントを惚れさせ続ける魅力的な
リーダーであらねばならないわけで

クライアントを魅了し続け
常に御旗を掲げる指導者であるべきなのだと。

 

royal

クライアントと一緒に切磋琢磨できる
関係を持ち、将来的にビジネスをする
対等な関係を気づいていけることが

コンサルという仕事の
隠れた醍醐味と言えるのだから。

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