人間を理解するー正しい気持ちの伝え方ー

 

どうも、ナカムラです。

 

前回は、
「親の言うことは聞くな!」
ということで、
親との関係を改善し、
人生全体をよくするために

「親」と「子」という
依存関係ではなく、
「人」と「人」という
自立関係になる重要性を
書いていきました。

親の言うことってただしいの?

親と子は自立関係になることで
お互いが成長することになるので、
「親の言いなり状態」は、
子供はもちろん、
親も人として成長しないわけです。

なので今回は、

 どうやって
 自立した関係になるのか?

をテーマにしていきます。

これは、
親と子だけではなく、
普段の友人関係や恋人関係にも
生きてくる話ですので、

「自分の場合はどうか?」

っていうのを
意識しながら読むと、
さらに学びは深くなると思います。

それでは、早速いきましょう。

 

依存関係から自立関係になるには?

まず言っておきたいのは、

「親」と「子」などの関係は
友人関係よりも結びつきが強く
複雑であるということです。

だから、
縁を切ろうとしても、
それは簡単に切れるもんじゃないので、

「親と離れればいい」

と一口に言ったとしても、
それを実行するのは
なかなか難しいわけです。

(同棲、夫婦関係も同様です)

なので、それを踏まえた上で
ここから読んでほしいのですが、
自立関係になる為には主に、
「3つのアプローチ」があります。

1つ目は親のいう事を受け流す、
2つ目は親と距離をとって暮らす、
そういうアプローチです。

しかしながら、

この2つは
「一時的な解決」にしかなりません。

なので、
一番重要になってくるのが、

しっかり親と衝突をする

という方法です。

思ったよりも普通の方法だと
感じたんじゃないかと思うのですが、
ここからが大事。

特に、
「反抗期がなかった人」は要注意です。

どういうことかというと、
「反抗期」っていうと、
一般的にはあまりよくない
イメージだと思います。

「うるせえ!クソババア!」

みたいな感じですから苦笑。

「自立関係」を築くためには、
こうやってきちんと
衝突をすることが大事なんです。

この衝突を経てやっと親は、

ああ、この子はもう
コントロール出来ないんだな…

という風に無意識で感じ取り、
「親」と「子」ではなく、
「人」と「人」の自立関係に
近づいていくのです。

ですが、

親が暴力的だとか、
ヒステリックだった場合は厄介で、
子供はそういう親を当たり前ですが
「怖い」という風に思うので、
「衝突を避ける」ようになります。

あとは、
両親の仲が非常に悪い場合も
子供としては仲を改善させる為に
二人の目を自分に注目を集めるべく

「良い子であろう!」

と無意識でしてしまうので、

親という一番身近な人に、
自分の言いたい事を言えなかったり、
やりたいことをやれなかったり等の
”親が思う良い子”を
無意識で演じてしまいがちになります。

ですが、
それは本当の自分ではないので、
家にいると苦しさを感じたりとか、
人生の進路も自分で決めるのではなく、

「親がどう思うか」

という基準で決めるので、
つまらない人生になっていくのです。

だからこそ、
今まで衝突を避けてきた人は、
親とちゃんとケンカするべきなのです。

もちろん、
「衝突したらすぐ関係が良くなる」
というわけではありませんし、
「親へ自分の気持ちを正しく伝える」
というのもかなり大事です。

 

親へ自分の気持ちを正しく伝える

ここはマジで重要ですよ。

どういうことかというと、

「うるせえな!勝手にさせてくれ!」

という風に、
「反抗期の延長」のように
怒鳴り散らすのでは、

何もしないで
親に服従するよりはマシですが、
あまり効果は見込めません。

じゃあ、どうすれば良いか?

というと、
たとえばこんな感じです。

「お母さん(お父さん)に
 自分の人生について
 あれこれ言われると、
 私(俺)はありのままの自分を
 否定されているような気がして、
 すごく悲しい気持ちになる。

 だから、
 ありのままの自分を
 受け入れてほしいと思うし、
 もっと自由に生きていきたい。」

・・・みたいな感じ。

こういう風に
「自分の気持ちを正しく伝える」
というのが大事なのです。

たしかに、
こうやって自分の素直な気持ちを
親に伝えるのは
恥ずかしいと思いますし、

「うるせえな!勝手にさせてくれ!」

って感じの伝え方の方が、
ある意味ではすごく楽なのですが、
それだと本当にただの口喧嘩なので、
関係が改善されない事も多いのです。

だからこそ、

「自分の気持ちを正しく伝える」

というのは、
本当に大切にしてほしいと思いますし、
これが出来るようになれば、
すごい楽に生きれるようになります。

たとえば、
恋人に嫌なところがあったとして、

「そういうのは良くない!」

と言ったとしても相手としたら
「否定された気持ち」になるので
ただの喧嘩になってしまいます。

じゃあたとえば、
「何でも人のせいにする」のが
相手の良くない所だと
思っていたとしたら、

「何でも人のせいに
 するのは良くない!」

と言うのではなく、

「何でも私のせいに
 されてる気がして
 たまに悲しくなる」

とか。

そうやって、
「自分の気持ちを正しく伝える」
わけです。

これは、日常のコミュニケーションに応用できる内容ですので
この内容はたまに見返してみることをオススメします。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ