どうも、ナカムラです。
前回までで、Twitter、Facebook、YouTube とみてきたわけですが、
最後に Instagram(インスタグラム) についてもお伝えしようとおもいます。
写真で繋がるソーシャルメディア
人気のあるソーシャルメディアにはそれぞれ特性があります。
Facebook は実名でつながる、
YouTube が動画でつながる、ときて
Instagram は写真でつながる、
といってもいいです。
Instagram は、一言で言うと写真共有のためのSNSです。
スマートフォンに専用のアプリを入れることで、
写真に様々なフィルターをかけることもできて
いい感じにできた写真をアップすることで
他のユーザーとつながっていきます。
ですが、Twitter等と比べると拡散力は少し劣ります。
というのも、例えば Twitter であれば、
自分がフォローしている人がリツイートすれば
自分にもそのツイートが流れてきます。
同様に Facebookでも、自分が友達となっている人が
「いいね」した記事や画像は
自分のフィールドにも表示されます。
だから知らない人の思わぬ投稿を
目にすることになり拡散していきます。
しかし、Instagram では
「あくまで自分がフォローした人がアップした写真のみ」
しか流れてきません。
なお「お知らせ」という
ページには表示されていますが、
わざわざその「お知らせばかりが載っているページ」を見に行ったりしないです。
よほど退屈していなければ
中々見ないかもしれません。
更に検索機能も少し弱くて
(もしかすると追々機能改善されるかもしれませんが)
「正式なアカウント名」で検索しない限り見つからないんです。
例えばファッションブランドの「ジーユー(GU)」ですが、
「gu」で検索しても全く引っかかりません。
ジーユーのアカウントは「gu_globa」で
「gu_gl」くらいまで入れて初めて検索に出てきますが、
そんな感じなので、
正直、どうしてもフォローしたいアカウントでない限り
そこまでして検索しないです。
だからフォローしていない人の写真は、
自分であえて新しく探そうと思わない限り目にすることがないですし、
検索機能もほとんど使い物いならないため
Instagram だけで何とかしようとしても難しいです。
また、Instagramの利用ユーザーが全体的に若いということもあり
あまりビジネスビジネスした写真投稿も敬遠されがちです。
残酷な話ですが、10代の女子がおじさん、
おばさんはインスタグラムを使わないで欲しい
ダサくて気持ち悪いといったようなニュースがありました。(苦笑)
他ソーシャルメディアとのクロス戦略
Instagramだけだと、拡散力が弱い・・
そこで利用するのが、FacebookやTwitterです。
Instagram は Facebook・Twitterとも連動していますので、
Instagram で撮影した写真を
簡単にFacebook・Twitterにシェアすることもできます。
Facebook・Twitterを利用して告知したりと、他のSNSと連動させて、
そのSNSで拡散、流入を狙っていく必要があります。
これからの可能性を模索するソーシャルメディア
まだ、私も検証中という部分もあるのですが、
Instagramを有効的に活用できるのは、
・アーティストの個人的なブランディング
・美容室やネイルサロンなどの店舗サービス
これらのようなサービスになってきます。
海外の事例になってしまうのですが、
フォロワーをかなりの数を集めたティーンモデルのInstagramには
企業が広告を出してほしいといって
スポンサー契約を申し込むといった事例もあります。
写真でつながるソーシャルメディアで
なかなかメインで使っていくのは難しいかもしれませんが
写真も十分に活用したいとなったときに
Instagram を活用する流れで考えていきましょう