第2章 カオスな世界へようこそ(華のデザイナー稼業、でもそこは、、、)

 

– Nakamura Yuuki Story’s –

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目次

第1部 ヒーローになりたかった少年時代(執筆中)

第2部 カオスの時代へようこそ(執筆中)

第3部 社畜クローン誕生。執筆中

第3部アフター タイトル未定(執筆中)

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―希望に満ちた?デザイナー生活―

何はともあれ、学校を卒業して

いざこれからと息巻いていた。

 

・コンペで優勝をして

・実績を作って

・大きな作品を作って世界に名を残してやる!

 

そんな野望を抱きつつ、デザイナーの1年目がスタート。

専門学校時代に

ゲーム制作、絵での受賞、映像キャラクター制作の仕事の受注などのことも

やっていたので、絵で食っていくのも意外と楽勝だと思っていた。

 

ところが、実際は、そんな夢を描いたものではなかったことに気づく。

 

最初は、学校やコネからの仕事がぽつぽつ来たりはしていたが

すぐに仕事がこなくなる。

 

結局、デザインの仕事だけでは食べて行けずに、

夜はコンビニのアルバイトをする。

 

コンペの作品制作 → アルバイトの生活

 

まさにこんなかんじの毎日を送っていた。

 

当時は、同じ夢を持つ仲間とシェアハウスをしていたが

なんだかんだ言い訳をして次々とやめていく。

 

「へへん、あいつらとはオレは違う。」

 

ひとりになっても黙々と続けていた。

 

だがある時、コンビニのバイト中に

学校の先生と出会う。

 

いらっしゃいませー

おお◯◯ひさしぶり。

 

お。お久しぶりです。

バイトしてるんだね。頑張って作品作ってるか?

 

え、あ、はい。なんとか・・・

 

おう、そうかがんばれよ。

 

あ、はい頑張ります。

 

この時は平然と受け答えをしたが

動揺を隠せなかった、学生の頃にすぐにでも

売れてバリバリ仕事しますよ。

 

と言っていた自分をフラッシュバックしてすごく

情けなくなってしまう自分。

 

ひたすら、悔しい、恥ずかしい、消えたい。という

感情しかこみ上げてこなかった。

 

まったく先の見えない

このいつ抜けだすかもわからない生活の中で

いつしか作品を創ることも楽しくない自分がいた。

 

そう、好きだった絵を書くことデザインをすることも全く楽しみを感じられなくなっていた。

 

なんでこんなことになってしまったんだ・・・

 

その時に、絵を書きたくてもお金を稼ぐ力がないと

自分の好きなこともできないんだと自覚。

 

自分で稼がないと、生きていく保証のない世界ー。

 

自分で決めたとはいえ、思い通りにいかないとすごく苦しい状態。

いつからか夢を追いかけるよりかは安定した未来を得ることを考えるようになっていた。

 

・このままでは、好きな人とも一緒になれない。

・このままでは、楽しい旅行にもいけない。

・このままでは、ほしい物も買えない。

・このままでは、親孝行もできない。。。

 

自分の描く夢が大きく崩れた瞬間。

 

ただ、デザインや絵でいいものを創るだけでは、食べていくこともできない。

 

「これからは、売り方を学ばなくては、、」

 

書店でマーケティングや、ネットビジネスの本を出会い

働くだけじゃないお金を稼ぐことを勉強していこうと決意をした・・・

 

>>>第3章につづく

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