第3章 新・社畜クローン誕生。→ 心まで潰されちゃたまんねえ。(社会人)

 「心まで潰されちゃたまんねぇ!」

そう俺は、こころの中で叫んだんだ。。

 

– Nakamura Yuuki Story’s –

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目次

第1部 ヒーローになりたかった少年時代(執筆中)

第2部 カオスの時代へようこそ(執筆中)

第3部 社畜クローン誕生。執筆中

第3部アフター タイトル未定(執筆中)

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-サラリーの世界へようこそ(安定と共に得る対価)-

 

これからの時代でデザイナーで食べていくにしても

売り方を学ばなくてはダメだなと思い、

 

本屋や、図書館にいっては、販売の方法や、

マーケティングの本などを片っ端から読み込んでいました。

 

ただ、本を読むだけでは、本当に力がつかないなと思いつつ

親にもキチンとした就職をしなさいと言われていたので

 

「試しに、一度就職してみるか」、、と思い

 

たまたま、外資系のマーケティング会社が求人を募集していたのをみて

「ここだっ!」と思い面接を申し込む。そうしたらするすると

採用となり、人生初の正社員として働くことになった。

 

最初は何もわからないので、お客様のカスタマーサポートをさせられた。

 

今までの不安定な生活とは異なり、毎日決まった時間にいって

決まった作業をすると、毎月決まった金額がもらえる環境が

とても居心地の良い物に感じてしまう自分がいました。

 

最初は仕事になれるのに精一杯であまり周りが見えていませんでしたが

慣れてきたあたりで、新規サービスを立ち上げるということになり、

そのメンバーに選ばれることになる。

 

「新規サービス」の立ち上げ、うまくいったら実績にもなるな

と意気込む自分。

 

その新規サービスは、最初から2人体制で始まる。

新規サービスなので想定はしていたが、

・土日出勤は当然(手当は出ない)

・時間外まで働くのは当然(手当は出ない)

いままでの環境からガラッと環境が変わりました。

まあ、でも新規事業を立ち上げるのでしょうがないかとも思っていましたが

 

・土日出勤は当たり前。

勤務時間内に仕事が終わっても、帰れない。
(週4で泊まりの寝袋生活)

帰れても早朝4時出社、0時帰社

 

※当然時間外手当は一切出ない。

 

こんな生活が続くと、徐々に熱意も何もかも冷めていく自分がいました。

「ふざけんなよおおおおおおーーーー」

とココロの中で叫ぶ自分がいても

外には声にだせない。

 

完全に社畜の完成です。

 

しかも、その新規事業が進むに連れて

現場でしかわからない改善案を提案してもまったく上が取り上げてくれないという

負のスパイラルに陥ってしまう。

 

・毎回生産性のない会議

・改善案を提案しても、まともに聞いてもらえない。

・俺は単純ないいなりの仕事をしたいわけじゃない。

 

自分の中で眠っていた何かがふつふつとこみ上げてくる。

 

このまま、会社で働き続けていては、
ささやかな休日くらいしか幸せがない。

興味のない分野に取り組み続けて…
そんな人生が、このまま続くなんて・・・

 

「このまま、心まで潰されちゃたまんねえぞ!」

「絶対に、現状から抜けだしてやる!」

 

そう思いたち、現状を打開出来る方法を探し始めた。

 

何か、自分で始められるビジネスは無いか。。。

そう考えて最初は、ヘッドマッサージ店とか開業できないかと

考えました。

 

しかし、このようなサロン型のビジネスを経営しようと思えば

それ相応の資金力が必要になります。

 

そんなある時、ウェブサーフィンをしていると、

「ネットビジネスで日給8万円。自由な生活」

こんな動画を偶然見つけました。

 

WEBサイトを見るとうさんくさい。笑

 

きっかけはこんな感じでしたが、
色々調べてもやはり、うさんくさい。笑

 

中には、

「誠心誠意あなたの成功を願ってサポートします!」
って書いてあったのに、買った瞬間無視する輩も混じっていました。

 

ここで辞めようとも考えましたが、
『自由な生活』このキーワードが引っかかってしまい、
どうしても諦めきれませんでした。

 

現状を変えることができなければ、
奴隷のような不自由な生活が続いていくのですからね。

だからどうしても諦めきれなかったのです。

 

そのため色々と情報を仕入れた後に、独学で勉強しました。

しかし一向に結果は出ない。

勉強のために購入した教材も使えないものばかり・・・

 

当時は使えないものばかりだとしても、自分の夢のために、
ひたすらネットビジネスに取り組み続けました。

 

でも、現実は甘くなくて、いつまでたっても成果は出ませんでした。

 

面白くありませんでしたよ。
だってすぐに結果が出るものと思っていましたので。

 

『初月から30万円稼いだ!』なんて謳っている人が多数いましたので。

 

私にはネットビジネスは向いていないんじゃないか?

 

仕事も忙しくなってきたし、もうネットビジネスなんて辞めて
無難にこの会社で頑張ったほうがいいかも…

当時仕事が忙しくなり弱っていた僕は、
そんな考えさえも持っていました。

 

本当にここで諦めていいのか?

 

自問自答をすごく繰り返す。

 

たまたま、会社の先輩に飲みに誘われる。

 

その先輩は、飲み好きで結構誘われるし中々断りづらく

飲んだあとは必ずキャバクラにも連れて行かれるのでちょっと面倒な人だ。

でもなぜか、馬があって可愛がられてた。

 

いろいろ会社のこととか、世間のくだらない話をしながらも

副業とか会社以外で稼ぐ話になり、

 

今、ネットビジネスをやっていることを話す。

 

先輩:え、ナカムラくんネットビジネスやってるの?

 

自分:はい、実は、、、

 

先輩:まじか、実はオレもやってるんだ。

 

自分:ええ!そうなんですか。

 

先輩:先週は80万稼いだよ

 

自分:えっ、(まじか、、だからいつも羽振りがいいのか・・・)

 

先輩:今日も気にしなくていいよ。ここは出すから。

   ただ周りには内緒だぞ。

 

自分:なんでそんなに稼げるんですか?

    自分はぜんぜんうまくいかないのですが・・

 

先輩:ナカムラくんだったら、続けれてばうまいこと行くと思うよ。

   デザインもできるし、普段から勉強熱心だし。。。。

 

その日は、キャバクラにはいかず、朝までバーで

その先輩からネットビジネスについて語り合った。

 

まさにこの出会いが、自分の次のステージにあがるきっかけになるとは

このころは、思いもしなかった。

 

→→→→次回に続く

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