万が一の時のバックアップに、BackupWP

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どうも、ナカムラです。

 

BackWPupとは、Wordpress(ワードプレス)のバックアップ・プラグインで、
最も多機能、かつ一般的なプラグインになります。

 

WordPressのバックアップで、
必ず必要なデータは、下記二つになります。

FTP上のデータ(Wordpressディレクトリ・ファイル)
データベース上のデータ「BackWPup」では、上記のデータ両方を、自動でバックアップしてくれるのが、最大の特徴です
(他のプラグインでは、DBのデータだけ自動でバックアップ。といったモノが多いです)

また、バックアップデータの保存先として、

 

・メール
・FTPサーバー
・Dropboxなど、

 

対応しているサービスが多いのもメリットの一つです。

 

このプラグインは有料版もありますが、
無料版でも十分活用できるので、
ぜひ取り入れておくことをオススメします。

 

今回の記事では、この「BackWPup」のインストール手順や、使い方(設定手順)について、お伝えしていきます。

 

BackWPup使用前に注意すること

「BackWPup」には、使用するのに、いくつか制限や注意点がありますので、
インストール前は必ず確認をしておく必要があります。

 

▼以下が、制限事項と注意点になります。

WordPress 3.2 以上
DBバックアップ機能を利用する場合 : PHP 5.3.3 以上 + MySQLi が必須。
(DBバックアップ機能を利用しない場合は、PHP 5.2.6 以上)
レンタルサーバーのCPU占有率の制限や、PHPの最大実行時間の制限を考慮する
容量が大きすぎると、処理に時間がかかり、制限に引っかかって、
タイムアウトエラーになってしまう場合がある

 

といっても、これからワードプレスを新規で
つかう場合は、レンタルサーバー等も
使用できるスペックが整っているので
特に意識しなくても大丈夫です。

 

BackWPupのインストールを丁寧に

それでは、「BackWPup」プラグインのインストール手順について、順番に説明していきます。

 

まず、Wordpressの管理画面のメニューから「プラグイン」→「新規追加」を選択し、
「BackWPup」と検索し、検索結果の一番上の項目「BackWPup Free ~」の「いますぐインストール」をクリックしてください。

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インストールが完了したら「プラグインを有効化」をクリックしてください。

以上で、BACKupWPが使えるようなります。

 

BackWPupの設定を丁寧に

インストールが成功すると、
WordPressのメニューに「BackWPup」という項目が増えています。

 

BackWPup:ワードプレス バックアップ・プラグインの使い方ですが
まず、「BackWPup」の各メニュー内容になります。

メニュー 内容
DashBoard 管理画面総合
JOBS バックアップ処理の一覧
Add new JObs 新規処理の追加
Logs バックアップ処理のログ
Backups バックアップ一覧

 

最初にやらなければならないのが、
「DB & ファイルのバックアップ処理」の追加です。

 

メニューから「Add New Job」をクリックして、
Job(バックアップ処理)の追加画面を表示してください。

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以下、の各設定項目の説明になります。

項目 説明
Job Name バックアップ処理の名前です。任意に設定してください
Job Tasks

処理選択です。ここでは、DBのバックアップと、Wordpressファイルのバックアップ処理を選択しています

他に、Wordpressのデータ(投稿情報など)のXML出力や、インストールされているプラグインリストの出力。などがあります。

Backup File creation バックアップファイル名(任意)と、圧縮形式を設定してください。※圧縮形式は、「zip」よりも、「Tar Gzip」のほうが、容量が少なく済むため、おすすめです。
Job Destination バックアップファイルの保存先を設定してください。メール、FTP、Dropboxが一般的です※Dropboxは、転送速度が遅いため、バックアップのデータ量が多いと、処理に時間がかかり、タイムアウトエラーになる場合があります。
なので、記事や画像データが多い場合は、「Backup to FTP」を選択することをオススメします(メールは、保存容量の制限があります。)
Log Files 処理のログが送られるメール情報の設定です。基本、デフォルトで良いでしょう

以上です。

 

スケジュールの設定をしよう

次に、「Schedule」タブを選択してください。

ここでは、自動バックアップのスケジュールを設定できます

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上図の、設定すべきポイントは、下記2点になります。

項目 説明
Start Job 「with WordPress Cron」を選択してください。これで、CRONによるバックアップ処理が、指定した日時に定期的に自動実行されます
Scheduler バックアップ処理を実行するスケジュールを設定してください。上図では、毎週日曜日の「3:00」に設定しています

 

※スケジュールは、サーバーに負荷がかからない時間帯(深夜など)に設定するようにしましょう。
また、頻度も多すぎると、サーバーに負荷が掛かってしまうため、必要最低限にしておいたほうがいいです。

 

目安ですが

・データベースのバックアップ:毎日
・ファイルのバックアップ:毎週

ぐらいが適当でしょう。

 

以上です。

 

DB BackUPの設定をしよう

次に、「DB BackUP」タブをクリックしてください。

ここでは、バックアップするテーブルの選択や、バックアップ・ファイル名の設定、
圧縮形式の選択がおこなえます。

※デフォルトの設定で問題ないです。

 

DBバックアップに関する設定が終わったら、次は「Files」タブを選択します。

すると、下図のような画面が開き、ここではバックアップ対象の「Wordpressフォルダ」を選択できます。

こちらも、基本はデフォルト設定でOKです。

 

FTP情報の設定をしよう

最後に、「TO:FTP」タブを選択し、保存先のFTP情報を設定します。

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画面が開くので、枠部分に、FTPアカウント情報を設定してください。

以上で、設定完了です。

「Save Changes」ボタンをクリックして、完了してください。

 

Jobの新規追加が完了すると、「BackWPup」のメニュー「Jobs」にて、
追加したJobを確認できます

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BackWPupでデータベース(DB)は、1クリックでバックアップできる

「BackWPup」では、データベースに限り、手動(1クリック)でバックアップを取ることもできます。

手順は簡単で、「BackWPup」のメニューから「Dashboard」を選択して、ダッシュボード画面を開いたら、

「Download database backup」というボタンがあるので、こちらを「ポチっと」押してください。

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これだけで、データベースに関しては、バックアップできます。

スケジュールのところでもお伝えしましたが、頻繁にバックアップがかかるのは負荷がかかるのであまりよくありません。

更新が特にないようなサイトなら、定期で月1回とかでもいいとおもいます。

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