出会いは人を豊かにする、コミュニティのメリット

hanterha

 

どうも、ナカムラです。

 

前回の話ではコミュニティに対して
ネガティブな話になってしまいましたが、

 

※前回の話
稼ぐ系の塾とかに参加するぐらいなら、このアニメ見たほうがいい

 

私はコミュ二ティに入ること、
そして自分でコミュニティを作ることは、
大きなメリットがあると考えています。

 

ということで、今回のテーマは
『コミュニティのメリット』について、
お話していきます。

 

どんな人にも得手不得手はある

さてさて、結局のところ、
人間がひとりでできることなんて、
たかが知れています。

 

その人、人で、得手不得手もありますし。
人間は1人では生きていけません。

 

例えば、『HUNTER×HUNTER』って
漫画あります。

 

ジャンプの看板漫画といわれているので
知ってる方も多いとは思います。

 

休載期間も長いので、話の内容を忘れている人も
多いと思いますが、「念能力」という
大事なキーワードは覚えていますか?

 

オーラを生まれ持った特性と掛け合わせて、
独自の能力を生み出す、プロのハンターが
最低限持っておかないといけない力です。

また、属性が6つあり、

・強化系
・放出系
・操作系
・特質系
・具現化系
・変化系

となっています。

 

nenn

 

上の図にあるように、隣り合う属性は相性が良く、
反対の位置にある属性とは相性が悪いです。

そのため、作品内でも同じ説明がありましたが、
強化系の性質を持っている人は、
強化系が一番努力も苦労も少なく、
効率的に習得することができます。

 

次に隣り合う、放出系・変化系も
そこそこ習得しやすくなっているが、
本来持っている強化系は最高100まで
習得が可能なのにも関わらず、放出系や変化系は
最高でも70くらいの習得になってしまう。

 

そして反対の位置にある操作系・具現化系は、
本来の性質である強化系の倍の努力や苦労をかけて
習得に励んでも、最高で50くらいしか習得できない。

もちろん、70や50でストップしてしまうものを
さらに伸ばす方法があって、それは自身が持っている
潜在的なオーラ量を100から200に上げるなどの方法です。

 

単純な算数の話で考えて、100あって50なら
200あれば100になる可能性があるじゃないですか。

 

しかしながら、必ずしもそうなるとは限りません。

 

得意不得意を両立させることは難しい

野球なりサッカーなりバスケなり、
何かしらのスポーツをやったことがある人なら、
わかると思います。

 

それは「スピードとパワーを両立することの難しさ」です。

 

例えば、サッカーでスピードを活かしたドリブルを
得意とする選手がいたとしましょう。

スピードではなかなか負けることはない。

 

しかし、ガタイのいい選手に当たられると、
すぐに吹っ飛ばされてしまう。

 

それを克服するためパワーをつけようとして
筋トレに励んだ結果、当たり負けしない体になる。

 

その代わり、自慢のスピードが落ちたり、
体のキレが悪くなり、前よりもドリブルで
相手を抜くということができなくなってしまった。

 

あちらを立てれば、こちらが立たずというやつです。
こういう話って結構あるある話ではないでしょうか。

 

ドラゴンボールでの事例

実際に『ドラゴンボール』でもトランクスが
パワー重視のスーパーサイヤ人に変異するも、
パワーをつけた分スピードを犠牲になって、
その後すぐセルにフルボッコにされてしまいました・・。

 

tankce

 

このトランクス対セルの闘いでは、

・トランクス:100
 パワー90
 スピード10

・セル:150
 パワー80
 スピード70

 

になったようなもので、確かにパワーでは
セルを上回ったとしても、それ以外の部分では劣り、
「当たらなければどうということはない」状態になったのです。

 

『HUNTER×HUNTER』でも
天空闘技場に出てきたカストロが、
強化系でありながら相性最悪の具現化系・操作系の
複合能力である「ダブル(分身)」を使うも、
ヒソカからは「メモリ(容量)の無駄使い」と批判されていました。

内向型人間/外向型人間

そして人間の持っている能力、
その能力の成長度合いや成長の方向というのは、

この念能力の仕組みというかロジックと
似ている部分があると考えています。

 

例えば人間タイプを2分類に分ける例として
「内向型人間/外向型人間」という分類があります。

 

休みの日は家でゆっくりしたいという人と、
休みの日だからこそ外に出て誰かと会いたいという人を
イメージするとわかりやすいかもしれません。

内向型人間は「ひとりで何かをすることを好む」傾向にあり、
外向型人間は「誰かと一緒に何かをすることを好む」傾向にあります。

 

もちろん、逆の性質の行動パターンを
身に着けることもできます。

 

内向型人間が外向型人間のように振舞ったり、
行動をすることは可能です。

 

内向型人間がリーダーシップを取ったり、
社交的な場に進んで出かけるということもあります。

 

しかしながら、根っからの
内向型人間が外向型人間と同じ行動を
四六時中取っていたとしたら、
相当のストレスがかかります。

 

内向型人間がナオト・インティライミみたいに、
ひとりで旅に出て、飛び入りで現地のライブやイベントに
参加するなんて到底できないでしょう。

 

 

もし勇気を振り絞ってやったとしても、
その後は爽快感とともにドッと疲れが押し寄せてくるはずです。

 

それくらいひとりの人間が自分の性質と真反対のことをやったり、
学んだりするということは、大きな負荷になるのです。

 

コミュニティに参加するメリット

さて、ようやく本題の「コミュニティ参加のメリット」の
入り口へとたどり着きました(笑)

 

コミュニティの参加のメリットの1つは、
ひとりでやるなら不得手で相当の負荷がかかるようなことを、
他の人にやってもらえるという点です。

 

例えば、ビジネス系のコミュニティにいれは、

 

・文章書くことが苦手なら手伝ってもらう
・デザインを作ることが苦手だったら手伝ってもらう
・代わりに自分の得意なことを何か提供する

 

といったように、
お互いのシナジーを活かして
仕事を進めていけるネットワークができるわけです。

 

もちろん、何でもかんでも無料でやってもらおうとしたり、
クレクレ君の姿勢でいるならそれは難しいですが、

きちんとした提案や態度であれば
快くやってくれることの方が圧倒的に多いです。

 

やはり、コミュニティに参加しているだけで、
「仲間意識」がありますから、

参加者には、「助け合いの精神」
みたいなものも働きます。

日本は総合職なんてものがあるせいなのか、
数年ごとに部署が変わり、ひと通りなんでもできるように
育てていくという仕組みがあります。

 

しかし、数年ごとに移動するわけですから、
「その部署が何をするかある程度はわかった」程度で、
専門職レベルの知識やスキルほどの習得は難しいです

 

もちろん、最終的には管理職となって全体を見る立場になる上で、
個々の部門がどういうことをやっているかを知っておくという意味では、
この仕組みは一定の効果はあるかもしれません。

 

ですが、おそらくこの仕組みが
「その会社でしか通用しないスキル」
繋がると考えています。

 

ところがコミュニティに入り、
なおかつ積極的に参加する人の中には
「その会社以外でも通用するスキル」
を持っている人が結構います。

 

念能力の図でいうと、自分の特質を理解し高めてきた人や、
既にプロのハンターとして活躍している人がいるので、
そういった人たちと協力関係を作ることも可能です。

 

また彼らは鍛錬をしていく中で独自の情報収集の方法や、
専門的なスキルや思考法などを訓練としてやってきているので、
新しい価値観や視点を通して受け取る情報の量が増えます。

 

もし、まだ自分がどういった特性があるのか
わかっていないとしても、
彼らから受け取った新しい価値観や視点から、
自分がどういった特性があるのかに
気づくチャンスもあります。

もちろん、自分で行動していかないといけませんが、
私の知り合いはあるコミュニティに入っていた時に
積極的に参加している人や仲良くなった人にお願いして
「自分の長所はどういうところか?」と聞いたそうです。

 

そして、自分では見えない、見ることのできない、
他者の視点から見た自分の姿を知ることで、
「新しい発見があった」と言っていました。

 

それこそ、強化系だと思っていたけれど
本当は人からみたら強化系とは異なる
操作系だったというくらいの発見です。

 

この発見は会社の人間関係や友達との付き合いの中では、
なかなか出てこない発見でしょうし、

その人の人生にとっても
価値のある発見になったでしょう。

 

そういったチャンスがあるのが、
コミュニティのメリットです。

 

人は出会いと別れを繰り返し成長する

私たちは意識して人と出会おうとしない限り、
固定された人間関係になってしまいがちです。

私は「小中高の出会いは運、大学以降は自分で選べる」と考えています。

小中高での出会いというのは、
基本的に住んでいる地域に固定されます。

 

大阪に生まれ育ったのに高校は四国だったなんていうのは、
親の転勤などないとしたら、高校野球で強豪校に入学したなどの
一部のレアケースに限定されるでしょう。

 

ですので、生まれた土地と親の状況によって、
かなり固定される「運頼み」の部分が強いです。

ところが大学や就職となると、
合否がうまくいくかどうかは別として
希望を自分で決めることができます。

 

就職なら「こんな人たちと一緒に働きたい」と思って、
その会社を選ぶなんて人もいるでしょう。

 

しかし、多くの人はそこで終わりです。

基本的に出会いの広がり方はそこでストップします。

 

あとはよくても仕事関係の繋がりで広がっていくか、
友達や彼氏彼女の繋がりで広がっていくくらいでしょう。

 

別にそれがダメというわけではないですが、
「もっと自分を高めたい」であったり
「人生の質を高める出会いを増やしたい」なんて
考えているのであれば、

 

今回話したように積極的に
コミュニティに参加することをオススメします。

 

新しい出会いや新しい発見が増えるので、
クオリティ・オブ・ライフ(QOL)が高まりますよ。

 

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