「商品」を売るな。 

nosell

 

どうも、ナカムラです。

 

SNSやメルマガ、 ネット広告でセールスしている 文章を見ると、

ほとんどの広告が、 「商品」を売り込むという間違いを犯しています。

実は、リアルビジネスでもそうですが、 特にネットビジネスでは、 「商品」を売り込んではいけません。

 

本当に売り込まなければいけないのは・・・

 

あなたは アフィリエイトなど、ネット上で商品を紹介するとき、

自分主導の文章で書いていないでしょうか?

 

 

たとえば、 「この商品は、  ●●という技術が使われていて  ××の素材で構成されています」 ネットビジネスで多くの人が 間違えてしまっていること。
それは、商品の特徴ばかりを 売り込んでしまっていることです。

 

残念ながら、 人は「商品」が 欲しいわけではありません。

 

ハーバード大学ビジネススクール名誉教授のセオドア・レビットが

名誉教授
「ドリルを買いに来た人が欲しいのはドリルではなく、穴である」

 

と言うように、

 

本当に、 売り込まなくてはいけないのは、
「商品」ではなく、 商品を買った後に得られる 「メリット」です。

 

たとえば、 あなたがレストランへ行くのは、 ただ単に、 レストランに行きたいわけではなく、
レストランで食事を楽しんだり、 家族や大切な人との時間を 楽しみたいからですよね?

あなたがお金が欲しいのは、 お金そのものが欲しいからではなく、
そのお金を使って、 満足感や納得感など 何かしらの感情を得たいからですよね?

 

女性がなぜ、化粧品を買うのか?

 

それは化粧品自体が欲しいからではなく、 化粧を使うことで、見た目が美しくなり 「きれいだね」と褒めてもらったり
相手の注意を引けるから、だと思います。 (女性の皆さん、間違っていたら、  すみません笑)

なぜなら、 人は商品を買った後の「メリット」を 想像できないような商品は、 価値を感じられず、 購入には至らないのです。

ですので、 あなたが商品を紹介する文章を書くとき、
「相手がその商品を手にする事でどんなメリットを得られるのか?」 ということを意識しなくてはいけません。

 

たとえば、 冒頭でも挙げた、

「この商品は、●●という技術が使われていて××の素材で構成されています」

という文章。

 

 

これだけだと、 その分野の専門家でもない限り 商品を買った後のメリットをイメージができません。
代わりに、このように書いたら、 「メリット」が分かりやすくなると思います。

 

「この商品は、●●という技術が使われていて××の素材で構成されているので、軽くて持ち運びに便利です」

 

先ほどの文章よりも相手の メリットが分かりやすいですよね?
実は、あなたが思っているほど人は自分が何を求めているのか 明確には分かっていないのです。

 

したがって、商品を通して、相手がどのようなメリットを得られるのか?

 

これを相手に分かりやすく、興味を持ってもらえる形で 表現することが「相手目線」の文章だということです。
また、 「相手目線になれているかどうか」 というのは、商品を紹介する時だけでなく、 普段のメール文章にも表れます。

 

たとえば、私は以前、

匿名さん
「ナカムラさん、あなたの考え方は  間違っています!」

 

というメールを頂いた事があります。

 

※しかも、何の前置きもなく、理由もなしで、汗)

このメールを送ってくること自体が 間違っていますよね(笑)

 

だって、 メールを送ってきた本人も こっちにも、お互いにメリットが何もないじゃないですか。

正直、 「どんな意図があって、メールを送ってきて どうして欲しいの?」 ということが
全く分からないんです。

 

なにかが、間違っているとして、

私の「何」が「どのように」「なぜ」 間違っているかということを明確にしてくれないと、

こちらとしても、改善のしようがないですよね。

 

と、ここまで極端な人は、 いないと思いますが、
あなたも、 「相手目線になれているかどうか」 あなたの普段のメール文章を チェックして、
精査してみてはいかがでしょうか。

 

商品のコピーを考える時の2つのポイント

 

ちょっと話が逸れましたが、今までお伝えしてきたことを踏まえると

あなたも商品のコピーを考える際、

1 商品の特徴は何か?

2 その特徴によって、相手はどんなメリットを得られるのか?

この2つをしっかりと考え、 相手が手に入れた時に感じることができる
メリットを提示できるようになると

自然と商品が売れていくようになり、
自ずと売上も右肩あがりになっていきます。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ