セールスは悪だ!という価値観をあらためて再定義してみる

 

どうも、ナカムラです。

 

先日、ビジネスを教えている
仲間達と久しぶりに会って一緒に食事をしました。

 

食事のことはまた別の記事で書きますが

食事の中であがった話題で

ビジネスを始める人の
1番最初の壁としてあるのが
セールスをすることに躊躇してしまう
人が多いということで
どうしたらその壁を取り除けるかということ

があったので、それについておもったこと

今回はセールスについて、
あらためて書いていこうと思います。

 

セールスとはいったいなんなのか

セールスと聞くと一般的に思われている行為として
以下のようなことを
思い浮かべるのではないでしょうか。
ちょっと考えてみてください。

 

売上を上げるために必要なこと
営業
売り込み
押し売り
稼ぐために必須なもの
お金を奪うもの
人を騙す行為
できればやりたくない

 

セールスということに抵抗がある場合
ネガティブな考え方がある場合は、

いったんすべて忘れて0から
まさに今から0から
セールスというものを再定義していって
欲しいと思います。

 

セールスの忘れてしまいがちな本質

セールスとは、

相手が求めていることを言う
相手が求めているものを売ること

になり、

 

相手の背中を押すこと
がセールス。

 

過去の記事でも書いていますが、
相手がほしいと思っているモノや言葉を
提供していくというのがセールスなわけです。

 

もしあなたが販売者なら…

 

例えば、
おもちゃやの店員だった場合。

あなたは、おもちゃ屋の店員で
「プリキュアの変身アイテム」
100個売らないと行けないとします。
※店長からはプレッシャーをかけられています

そんな時に「仮面ライダーのベルト」を探している
お客さんが入ってきたら
この場合、あなたはどのように接客しますか?

どのように接客をするのか1分考えてみましょう

 

 

考えてみたでしょうか。

さてダメな場合ですが、

あなた
変身ベルトよりプリキュアの変身アイテムのほうがかわいい

あなた
変身ベルトなんてダメだから、プリキュアの変身アイテムにしなよ
 
あなた
変身ベルトは時代遅れで、プリキュアの変身アイテムの方が人気だよ…
 

 

などと、接客をする時に
自分の自分の売りたいモノ

or

自分の主張にフォーカスをあてるわけです。

 

ですが、

これだと売れません。

 

この場合の正解は
自分が売りたいものがプリキュアの変身アイテムだとしても
相手が欲しいと思っている仮面ライダーの変身ベルトを売るべきです。

 

しつこくプリキュアの変身アイテムをすすめてしまうと
商品を買う気でおもちゃ屋に来ているのに
そもそも何にも買わずに帰ってしまい

お客
こんな店2度といかねーぜ!

 

と思われてしまうかもしれないわけです。

 

では次は、定食屋のケースで考えてみましょう

あなたは定食屋で働いていて、お客さんが入ってきました。
あなたが、今月売りたいものはハンバーグです。

 

この場合、あなたは何をしますか?

1.いきなりハンバーグを作りお客さんに運ぶ
2.注文を聞いて注文通り料理をつくる

これは、かんがえるまでもないですが、

 

明らかに2ですよね。

1品だけで勝負している飲食店なら注文をとる
必要はないですけど、

 

複数のメニューを揃えている
定食屋でオーダーを取らずに
料理を作るのは意味不明なわけです。

 

お客さんが欲しいものを売る

 

すごく当たり前の話ですが
自分の商品を売りたいと意固地になってしまうと
この視点を忘れてしまいがちです。

 

自分が売りたい売りたいといって
売っても、売れないわけです。

 

相手にフォーカスを当てる
お客さんの要望をかなえる
お客さんが欲しいものを売る

 

このあたりまえなシンプルな例を忘れないでください。

 

セールスとは人助け

 

私が1つ持っている考え方に
セールスとは人助けというものがあります。

 

ここまで繰り返しているとおり
セールスとは、相手が欲しいものを
与えてあげること。

 

この考え方を踏まえると
セールスは、自分が売りたいものを
押し売りしたりでなく
人助けになるわけです。

 

よく

セールスは悪い行為だ!
セールスは気が引ける!

という発言をする人がいまますが

 

これは、相手の要望を聞かずに
自分が売りたいものを売っているから
なります。

 

よくあるネットワークビジネスとかの悪い
売り方ですね。

 

相手の欲望を聞いて、
求めているものを提供すれば感謝されます。

 

ここまで伝えても

いやいや、
セールス=悪だー!!
という人もいるかもしれません。

 

例えば、音楽をセールの構図として見てみると
ミスターチルドレンが歌を歌う(セール)
その曲を聴いて気に入って購入をする

 

これも、1つのセールスの形なわけです。
それでもセールスは悪だといえるでしょうか。

 

セールスがない世界

ここまで読み進めてもらえたら
セールスに対して価値観が変わって
来ていると思います。

 

それでもまだ、
セールスって悪いわ
セールスなんてなければ、
気持ちよく買い物ができるのに

と思う人もいるかもしれません。

 

では、実際にセールスがなかったとしたら
どんな世界になっているでしょうか…

 

セールスの歴史を紐解いていくと

セールスの概念は
もともとは物々交換の時代から始まります。

A さん
このみかん10個とあなたの鹿の肉を交換しませんか
E さん
どうしようかな・・・
B さん
まてい!このおおきなあまいりんご5個と交換しないか?
そのみかんよりも超うまいぜ!
C さん
まてまてまてぃ!この今取れたての大きな魚と、鹿の肉を交換しないか?中々取れないいいものだぜ
C さん
まてまてまてまてぃ!熊をも一撃でしとめる槍を作ったんだ、これと肉を交換してくれ
E さん
悩むけど、熊を仕留めたいから槍と交換するわ

 

こんなやりとりが人間が生き抜いていくにはあり
セールス力が強ければよりよい生活ができることが
歴史から人間は理解していったわけです。

 

人間は、どんどん進化をしていきます。

 

やがて、船ができて貿易がスタートし
個人と個人のセールスから
国と国のセールスに変化していく
どんどん規模が大きくなるにつれて
同時によりよいモノを作っていったわけです。

 

セールスが発展しなければ、
生活水準が今とはかなり違い
スマホは、おろかパソコンなんかも存在せずに
文明開化もされず今の生活なんて夢のまた夢だったかもしれません。

 

セールスだけが今の世の中を作り上げたわけではないですが
今の便利な世の中もない..

 

セールスは文明が発展することにも繋がる
かなり重要な行為にだということから
間違いないわけです。

 

セールスができない人

セールスが苦手な人の理由に

お客さんに嫌われたらいやだ
お客さんに何か言われるのがいやだ

ということがあると思いますが、
大体は想像上の恐怖からきています。

 

想像上の恐怖とは

例えば、子供の頃に
「暗闇にはおばけがいるよ~」
「押し入れや、夜が怖くてトイレにいけなくなる」
といったものです。

 

実際には暗闇でもちゃんと見れば、
ただ暗いだけということはわかるのに
そういったことを言われてしまい
頭のなかで、想像上の恐怖が膨れ上がり
びびってしまうわけです。

 

お客さんからクレームを言われるのが
非常に怖いという相談をよく受けます。

 

クレームが来てないにもかかわらず
クレームにびびってしまうとかは
まさにこれで

 

以前めちゃめちゃ怒られた経験があると
→クレームが来るとこれと同じになる

テレビで起業家が破産して惨めな生活をしていた
→クレームが起こったら自分も同じになる

とありえないことを頭のなかで考えてしまう癖が
ある人は要注意です。

 

起こってもいないことを
強く考えてしまいありもしないことを
現実のものと捉えてしまっている理由です。

 

こういった思考にならないために
その状況をしっかりと直視をして

なぜビビるのか
勝手に自分のあたまで考えているだけじゃないか
実際に起こったらどうすればいいか

を知っていれば、
冷静に対応行動できるわけです。

 

これらをしっかり考えることで
意外と大丈夫なんじゃないかと思えてきます。

 

なので、自分のサービスの販売を
躊躇してしまうような場合は
以下の項目を考えてみてください。

 

商品を販売する時に躊躇してしまう時に考える4つのワーク

 

1セールスした結果起こりうる
 最悪なシナリオを全部書いてみる

 

2.なぜそれを思いついたか考える

 

3.もし起こった時の対処法を考える

 

4.どうすれば、それをさけられるかを考える

 

これらをノートに”すべて”書き出してみることで
あなたのセールスに対する価値観が
ガラッと変わってくるはずです。

 

まだセールスをしたことがなくて
セールス慣れをしてないといった場合は

・メルカリでいらない本や服を売ってみる
・ココナラで何かかんたんな商品を売ってみる

といったことをしてセールスすることに慣れていく
といったこともすることがおすすめです。

 

長くなりましたが
伝えたかったことは

 

セールス=善いこと!!

 

です。

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