どうも、ナカムラです。
明日は、おとめ座の満月ですね。
乙女座というのは、
本来、努力と鍛錬を司る星座です。
そこに夢やファンタジー示す
魚座の太陽のエネルギーが、
強力に注がれていきます。
そのエネルギーは第5ハウスで発揮されます、
第5ハウスの象徴はあらゆる「創造性」。
今回の満月は、
「あなたの創造性に磨きがかかっていく」
のはじまりを予兆しているんです。
あなたが見据える未来の方向へ
むかっていくための武器となる、
創造性
乙女座は「努力と鍛錬」の星座ですが、
この言葉の印象は、固いとか、真面目、難しそうというを受けますが
今回の満月で示されている
「努力と鍛錬」は、
とっても楽しく、遊び心にもあふれたものです。
第11ハウスには「生きる力の源泉」である太陽をはじめ、
「夢とロマン」の海王星、「思考」を示す水星、
「良しとすること」を示す金星、「癒し」を示すキロンの5天体が
いて、そのすべてが魚座。
魚座は天体へ
「しなやかさ」と「イマジネーション」を授けます。
満月は月と太陽の180度を指しているので、
乙女座の努力のエネルギーを帯びた月に、
そんな魚座のエネルギーをまとった太陽が強力にエネルギーを注いでいます。
「現実性」を示す山羊座の土星がちょうど
太陽と月の間を取り持つ角度をとって
「調停」という角度(複合アスペクト)になっていきます。
本来、地に足がつかなくなる
魚座のファンタジーさを、きわめて安定した形で
生かすことができるようになってくるから
自分がこれから打ち出していきたいコンセプトを、
思いっきり楽しみながら洗練させていけるときでもあるわけです。
またシンボルを紐解いていくと
今回満月のサビアンシンボルは、
「ベールをはぎ取られた花嫁」。
花嫁というのは気品や貞淑さ、といった
つつましやかなイメージがあります、
その象徴ともいえる
純白のヴェールを突然誰かに
剥がされてしまうという、
衝撃的なシーンが思い浮かぶシンボル。
「本来の姿」が白日のもとに
さらされるような、、、
もともとベールというのは、
「女性が今までに隠していたホンネ」、
「女性を縛っている条件付け」、
「自分を守るために作りだしていた防御壁」
のようなものとも思えます。
「あなたの創造性に磨きがかかっていく」
とお伝えしましたが…
実際は大人が、忙しさにまみれた生活のさなかで
創造性を発揮するってことは、なかなか難しかったりします。
それをやるにはどこかで普段の生活サイクルを打ち破り、
小さいながらも新しい流れを作らないといけません。
それに創造性が発揮されるときというのは
自分の感性が解放されるときになるから
その時には否応なしに本来の姿も
顔を出すことになるでしょう。
このシンボルは、
「それを必要以上に恐れることはない」と
伝えてくれているように感じます。
ベールをはぎ取られた花嫁は、
もしかしたら「恥ずかしい!」
「みっともない!」「早くもとに戻して!」と混乱し、
拒絶するかもしれませんが、
見方を変えれば
この花嫁は自分を押し隠さなくても済むようになった
わけなので、これからラクに、
しなやかな心持ちで生きて行くこともできるわけです
あなたもベールを外してみませんか
例えに限らず、人は何かしらベールを
かぶって生きています。
人によっては何重ものベールを
かぶっている方もいるかもしれません。
このベールは自分の見栄えを良くしてくれたり、
世間からの風当たりを和らげてくれるかもしれませんが、
周りから素の姿が見えなくなる、
自他ともに本音がわからなくなるという弱点もあります。
この満月を機に、あなたも少しヴェールを外して
新しい挑戦してみるのもいいかもしれません。