【10天体】土星 -試練と成長を司る星-

 

どうも、ナカムラです。

 

こちらでは西洋占星術における
土星についてお伝えしていきます。

 

土星は、ホロスコープ上では♄の記号で表されます。

 

土星も火星と同じく、凶星の仲間となる星ですが、
火星と役割はずいぶんとちがいます。

 

土星は
「試練」
「制限」
「責任」という、

おそらく読んでいるだけで
重い、、と感じるテーマです。

 

入っている星座やハウスを見ることで、
あなたの人生に

「どんな課題が与えられやすいか」
「どんなことに限界を感じやすいか」
「どんなことで責任を取らされやすいか」

が見えてきます。

 

こんなことを聞くと
土星なんてなくなってしまえと
思うかもしれませんが

土星も火星と同じで、存在してくれないと、
それはそれでかなり困る星です。

 

もし土星がなかったら…
自由に遊びたい放題、
怠け放題、
勝手し放題の

非常にカオスな世界になるかもしれません。

 

土星が見せるビジョンは
誰でも重苦しくてイヤなものですし、
できれば避けたいと思ってしまうものなので
無理はありませんが

 

星があなたに課した課題を見せてくれているわけです。

 

ある程度腹をくくって折り合っていく、
もしくはあえて乗り越えていくこともしないと、
まわりに迷惑がかかったり、自分の成長がストップしたりしてしまいます。

 

自分の土星について読み解いて、
どんな課題を持って生まれてきているのかを
あらかじめ知っておくことは、とても重要なことです。

 

また、土星が引き起こす人生の占星術的一大イベントの
ひとつに、「サターンリターン」があります。

 

これは自分のホロスコープの土星の位置に、リアルタイムで
運行している土星が一回りして戻ってくることをいい、
だれでも29歳前後に起こります。

 

この前後の時期は昇進、結婚、妊娠・出産など、
なにかしら強い責任をともなう出来事が起こり、
今後のために生き方を一旦見直しさせられる…とされています。

 

何かと人生の節目にように言われる「30代」ですが、
実は占星術的にみても大切な時期なんです。

 

土星は人生に課題を与えてを厳しく鍛えて、
大きく成長させてくれるような星でもあるのです。

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