成果の出づらい5つの目標と対策

mokuhyo

 

どうも、ナカムラです。

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

さて、年末から年始にかけて今年の目標を決める人は多いのではないでしょうか?
その中で多くの人が「常識に囚われて」うまくいかないことがあります。

そして残念ながら、
およそ90%の人が新年の目標を達成することはないと言われています。

せっかく目標を設定するのであれば、よりよい結果を出して、
最高の2016年にできたらいいなと思うのではないでしょうか?

そこで今回は「成果の出づらい5つの目標と対策」についてお伝えします。

1、すでに結果が出ていることを目標にしない

例えば、「今年も病気にならない」「今年も2日1冊本を読む」などといった目標です。

「2日1冊本を読む」というのは一見大変そうな目標ですが、
すでにその人にその習慣があるのであれば、目標を立てようが立てまいが、基本的には達成します。
つまり、すでにやっていることは目標にしようがしまいが、結果が変わらないのです。

書かないよりはましですが、書いても書かなくても
結果はほとんど変わらないでしょう。

基本的には、「いまできないこと」「まだ手に入れていないもの」を
目標に設定すると成果がでやすくなります。

2、結果ではなく行動目標になっている

これは「ブログを100記事書く」とか「英会話を毎日30分やる」といったものです。

これらはよくある常識的な目標で、やらないよりやったほうがいいですが、結果が出にくい目標です。

なぜならば、行動は結果のための「手段」です。
ですので、行動を規定するのは、結果をもたらしてくれるかは
わからないからです。

例えば、東京から富山に行きたいとします。
行動目標を設定するというのは、
「車で500kmを走破する」という目標に近いです。

ここには問題は2つあって、
1つは「どこに行きたいかが不明確」で、
もう1つは「不慮の事態に対応できない」です。

「車で500kmを走破する」では、方向がわからないし、
事故にあったら諦めるしかありません。

「東京から富山に行く」としておけば、飛行機で行けるかもしれないし、
事故にあってもヒッチハイクで行けるかもしれません。

3、達成したい事項を明確にした目標にする

最低限「結果」を目標にしておけば、なんらかの結果を得やすくなります。
ただし先に例をあげた「東京から金沢に行く」はあまり意味のある目標とは言いがたいです。

なぜなら「東京から金沢に行きたい理由」が目標に反映されていないからです。
「なぜそれを達成したいのか」が含まれているとより良いです。

富山に行きたい理由が「新鮮な魚の刺身を食べたい」のであれば、
「富山に行って新鮮なお刺身を食べる」としておけば、達成するのはより容易になるでしょう。

さらにいえば、「新鮮なお刺身が食べたい」だけなのであれば、
銀座や築地あたりのお寿司屋さんで食べれる可能性もありますし、
富山に行く必要がなくなることもあります。

同様に例えば英語を身に着けたいとして「英会話を毎日30分やる」のではなく、
「外国人の恋人をつくる」や「外資系企業に転職する」「昇進条件のTOEIC860点以上を取る」などの
ほうがいいかもしれません。

目的が「視野を広げたい」や「海外旅行に行きたい」などであれば、
「海外を放浪する」「海外旅行に行く」のほうがいいと思います。

「視野を広げたい」や「海外旅行に行きたい」という目的だと
「英会話を毎日30分やる」必要はないですよね。

4、したくないことを目標にしない

当たり前のことですが、多くの人がこれをします。

よくある目標が「体重を5kg減らす」「禁煙する」などです。

「体重5kgを減らす」ことに関わる活動にポジティブなイメージがあればいいですが、
「苦しい運動」「腹が減って辛いダイエット」など

行動を妨げるイメージしかないのであれば
行動を促せるような目標にしたほうがいいです。

「このかっこいい服を着れる体型になる」や
「憧れのあの俳優のような体型になる」といった感じです。

5、強い感情の伴う目標にしない

この最後の項目が一番大切なのではないかと思います。

目標設定の常識の全てを否定するようなことですが、
気持ちのよく、やる気や気合いが入る目標にはしないということです。

強い感情が伴う目標は「意志力」を使うものが多いです。

最近の研究ではわかってきていますが、
1日の意志力には限りがあったり、意志力を必要とする行動は続けることが難しいです。

そうではなく、「意志力」がいらない目標にする必要があります。

これは「どのように書くか」よりも「どう思うか」に近いかもしれません。

目標を立てたら、「その目標が実現するのが当然」だと感じる、
「その目標に対して必要な行動を取るのが当然」だと感じる、
「途中に予期せぬ障害があって乗り越えるための行動を取ることが当然」だと感じるようにします。

あとはきちんと「計画を立てて」必要な行動を
「こなしていく」といったイメージです。

 

新年の「よし、やるぞ!」っていう想いは
メラメラと燃え盛る瞬間的な炎のイメージに近いです。

モチベーションを使って行動しようとすると息切れをするので、
メラメラと燃えさかる赤い炎ではなく、静かに燃え続ける青い炎を
イメージするといいかもしれません。

以上が成果のでづらい5つの目標とその対策でした。

ぜひ新年の目標設定に活かして頂けたらと思います。

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