あらためてコミュニティビジネスの講義をしよう

どうも、ナカムラです。

 

ここ数年ネットビジネスの
無料オファーだったりを見ていると
仲間、集団、コミュニティといった
サービスをよく目にします。

 

ネットビジネスに限らずだと
DMMサロンなんかも盛況ですし、
最近は芸能人も、ファンクラブではなく
サロンを運営しはじめてる人が増えてきました。

 

アンジャッシュの渡部とか
https://lounge.dmm.com/detail/23/

オリラジのあっちゃんとか
https://www.nakataatsuhiko.com/salonentrance

 

サロンビジネスは、求められる需要が続いていますし
今後もなくなることはないサービスです。

 

サロンコミュニティビジネスとは

サロンコミュニティを作ってそれに参加する場合には
「参加料」「入塾料」「入場料」をとるようなモデルは
日本人のムラ社会という的なにマッチしているモデルですし、

うまく活用できていれば、そのコミュニティ内で
正のスパイラルが生まれて大きな満足度と売上、
そして、コミュニティメンバーの成長をさせることができる

という点で非常に素晴らしいビジネスであると
私自身も考えています。

ですが、このコミュニティビジネスにはいくつか
「落とし穴」があるんですね

 

これからコミュニティ運営を行いたいと考えている
人もいると思います。

 

この落とし穴が見えていないためにコミュニティ運営が崩壊し、
うまくいかなくなったというケースもしばしばみてきました。。

今回はコミュニティ運営、あるいは、塾、企画を
運営している方、あるいは、そのようなビジネスをこれから
行なっていこうと思っているのであれば

 

これからのお話参考にしてから
それぞれの方が素晴らしいコミュニティビジネスを考えてみてください。

 

コミュニティが成立している要因

まず、具体的な落とし穴をお話するまえに

「コミュニティはそもそもなぜ成立するか?」

ということをお話する必要があるでしょう。

コミュニティビジネスを成立させるためには

まず、コミュニティ参加者が「帰属欲求がある」こと、
すこしきつい言い方をすると「依存したい」という欲求が
コミュニティの参加者に少なからずあって

「依存」する必要を感じていることが
重要になってきます。

 

当然のことですが、

「俺はひとりでバリバリビジネスをやって稼いでいけるし、
 ダイヤモンドよりも固い鋼のマインドの持ち主」であれば

そもそもそのような帰属欲求を満たすことが必要ないので、
参加者には自立的であったとしても依存心があることが
前提となってきます。

 

そして、次に「そのコミュニティに属するメリット」が必要。

 

このメリットに関しては、
コミュニティリーダーと同じようなひと

あるいは、コミュニティリーダーの考えに
共感する人たちがメリットと感じていることが
この第2のコミュニティ成立条件に当てはまります。

 

例えば、そのコミュニティに属することで、
「意識の高い方々が多いから、
 自分のモチベーションアップにつながる」

「このコミュニティに属している人は
 みんな一定のステータスがあるから、
 私もそのステータスを手に入れたい」

 

といったようなものは

このコミュニティに参加するメリットになるわけです。

 

つまり、簡単にまとめると

1:帰属したいという欲求【依存心】

2:コミュニティへの参加することで得られるメリット

 

この2つがそろったとき、

そしてそれに参加したいというひとが
一定の人数が潜在的に存在していて、
このコミュニティ募集をかければ集まる状態であれば
コミュニティとして一応成立します。

ですので、高額塾などの販売と同時に

facebookグループ
スカイプグループチャット
チャットワークの参加権利

などを特典の「コミュニティ」として付随させるのは
この2点の条件を満たし、

 

かつ、購入者の欲求にダイレクトに
訴求することが可能であるからです。

 

では、なぜ本来このような参加者の
欲求を満たしているにも関わらず
「コミュニティの崩壊」ということが
起こってしまうのでしょうか。

 

本来ならば理論上、うまく運営できれば
成功スパイラルが生まれるにも関わらず
うまくいかないケースというのが出てくるのでしょうか。

これから、その主な原因と対策法
あるいは注意点について
書いていきます。

 

コミュニティを運営されている場合は、
これから伝えていくことをしっかり目を通して
コミュニティの運営を検討している場合は、
この注意点をコミュニティ運営の指針にしていただければ幸いです。

 

コミュニティメンバーの方向性が同じであるか

たとえば、PPCアフィリエイト系のコミュニティであれば
「6ヶ月で月収30万円のアフィリエイト報酬+α」を目指すコミュニティを
運営していくことを行なう場合が一般的です。

 

あるいは、「3ヶ月でyoutubeアドセンス月利20万」なども
一般的なインターネットビジネス初心者をターゲットにした
コミュニティ形成でよく見受けられる一つのパターンです。

 

このようなコミュニティは
比較的成功しやすいといわれています。

 

その主な理由は小見出しの通り
コミュニティメンバーの方向性が同じであるという点です。

 

方向性がある程度同じであり、
そしてコミュニティメンバーも
似たようなひとたちが集まるわけですので、

 

運営側も比較的運営をしやすく、
同ジャンルのノウハウを動画などのコンテンツとして配り、
コミュニティ内で行動を促す発言をし、メンバー全員を励ましていく
ことを行うことができればそのコミュニティ内で
成功のスパイラルが発生しやすいといえます。

これは、中高生の進学塾と同じで、募集の際に
同一属性が集まるマーケティング
(主にレターとメール)を行なえば、

 

進学塾のSクラス、Aクラス、Bクラス、Cクラスと
クラス分けをするように同じような属性の人たちが集まるので、

 

コミュニティを運営する側(○○進学塾のAクラスの先生)は
コミュニティメンバー(○○進学塾のAクラスの生徒)に対して、

 

ある程度同一の指導をすることで
成果(全国統一○○模試の成績)を
伸ばしやすくすることができるのです。

 

しかし、企画の性質上、
せどり、トレンド系など以外のジャンルで
体系化できない場合はすこし
コミュニティの運営の性質が異なってきます。

 

求めているものが同一であるか

「コミュニティメンバーの方向性が同じであるか」
ということをお話しましたが、

このように

「同一ジャンルで、同一の属性を、ある程度まとめて指導できる」場合は、

 

同ジャンルのノウハウを動画などのコンテンツとして配り、
コミュニティ内で行動を促す発言をし、メンバー全員を励ましていく
ことで成果を出しやすい環境ができるので、
コミュニティ運営が成功しやすいということをわかっていただけたと思います。

 

しかし、コミュニティの方向性が全く異なっている場合、特に、
「コミュニティメンバーが異なる属性で求めているものが異なっている場合」
はこの方程式ではコミュニティ運営はできません。

 

あるいは、
よっほどコミュニティリーダー(運営者側)に、

コミュニティ運営能力やリーダーシップがない限り
コミュニティを維持し、結果を導くことはできません。

(当然コミュニティリーダーに相当の実力が在れば運営できます。)

 

例えば、コミュニティメンバーに
全くのインターネットビジネス初心者の方から
別ジャンルの中小企業の社長の方まで幅広い層が

 

その企画に参加してもおかしくないない内容であれば、
一緒のコミュニティにまとめて

 

同ジャンルのノウハウを動画などのコンテンツとして配り、
コミュニティ内で行動を促す発言をし、メンバー全員を励ましていく
なんていうやり方は当たり前ですが通用しません。

 

これだと、進学塾のSクラスで解かせるような
応用問題ばかりの問題集をCクラスの生徒にも解かせて
一緒に授業をしている状態と同じだからです。

 

進学塾のたとえを引きずれば、

Sクラスレベルの生徒はその授業を真剣に受講するでしょうが、
Cクラスレベルの生徒はその授業が全く理解できず、

チンプンカンプンな状態で寝て過ごしているところに、

先生:「頑張れ!君たちならできるぞ!」

といっても、

Sクラスの生徒:「よし!これで合格に近づける!」

Cクラスの生徒:「マジ意味わかんねーんだけど。。。」

という2極化が存在している状態になるということです。

ですので、このようにその企画に対して幅広い層が
入ってくる可能性がある場合には

「気づき」を与えることを主眼におく内容にすると考えてみましょう。

 

企画の内容を「気づき」を与えることを主眼におく内容にする

という企画内容であれば、そこに集まる属性は
多少なりとも差があるものの、コミュニティに属することで

「何かしら(主に:ビジネス)の気づきを得たい」

という

「求めているものを同一化」

させることができます。

ですので、この場合はたとえコミュニティメンバーの属性が異なり、
かれらのやっていきたい「方向性」が違っていたとしても、
コミュニティを成立させることができます。

これはトップコンサルタントやトップマーケターの方々が
よく行う選択肢で顧客層のレベルが「経営者層」が多いため、
このように、コミュニティメンバーに
気づきを与えることができれば、

 

あとは勝手にその方たちの能力が高いために
応用して成果をだして、コミュニティ自体全体が
活性化して活気が生まれます。

 

ただ、この次元に私たちがいくためには
毎回多くの方に気づきを与えることができる
オリンピック選手レベルの能力が必要ですので、

 

日々のインプット、アウトプット、実践を
積み重ね、努力を怠らないよう精進するしかないです。

 

また、企画を何度も行っていると

主催する側としてもコミュニティに
「慣れてる人」が多くなってくると、
いい感じでリラックス出来るんですが、
逆に言えば、手抜きを しているような感覚になります。

 

人間関係は刹那的なほうがいい

コミュニティに属していても常に考えてほしいことがあります。

それは、そこに自分がいる意味はあるのか
ということ。

自分に求められている期待や役割を全う出来ないなら、
そこにいる意味は無いし、特にコミュニティに
参加する意味なんてありません。

「何かのコミュニティに参加する」ってことは、
「自分からコミュニティに何かを持ち込む」と
いうことです。

 

本物のリーダーは参加者に期待する。

 

「俺について来い!」ではなく、
「お前らも一緒に考えろ!」と思っているし、
期待するんですね。

 

受け身でコミュニティに参加するとか、
本来はありえないわけで、

 

参加するからには
いっちょ覇権取ったるわ~ぐらいの気概で
参加したほうがいい。

 

コミュニティ企画の参加者は
「ただの客」ではなく、「乗組員」です。
常に「意味」を考えて欲しいんです。

 

自分と他人を繋ぐ「意味」を。

そのコミュニティに属する意味があるのか?
自分はそのコミュニティに何を持ち込めるのか?
自分の存在証明をどうやってすればいいか?

 

何事に対しても「意味」を問う。

 

自分の意味を知っている人は、
必ず行動に現れて、その使命のようなものを
果たそうとします。

 

だってそれこそが自分のアイデンティティだから。
存在の証明だから。

 

属している安心感から、
余計に何も出来ないそんな人になると

 

ほんと、ヤバイし
別の意味で狂気でしかない。。

 

コミュニティのリーダーになった人は、
依存させないように気をつけるべきだし

 

そして、コミュニティに参加する側は、
「そこに自分がいる意味」を問い続ける。

 

それは人生も同じ。
自分の生きる意味を問い続ける

 

そして過去から今へ未来へと
螺旋のように生きた証を紡いでいく
この思考のクセを身に着けていきましょう~

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