どうも、ナカムラです。
今回は YouTube を
実際ビジネスにどう活用していくか、
実例を挙げながらお伝えしていきます
YouTube 活用事例
有名どころの YouTuber をまず紹介していきます。
ジェット☆ダイスケ(別タブで開きます▼)
http://www.youtube.com/user/jetdaisuke
元々、いろんな商品をおもしろく紹介していた方ですが・・
どんだけビデオカメラやらデジカメやら持ってるの!?
と思うくらい、電化製品が多くなってきました。
おそらく、企業から提供を受けているのだろうと思います。
いくつかのおもちゃ関係は、
動画の概要文にamazonのアフィリエイトリンクが
はいってます。
意外なところでこんなチャンネルもあります。
Kan & Aki’s CHANNNEL
http://www.youtube.com/user/potemi926
子ども2人がおもちゃを使って遊んでいる動画を
投稿しているチャンネルです。
(動画投稿自体はお母さんがやってるみたいですけどね)
2人がしゃべりながら商品レビューをしていきます。
更新頻度も高く、チャンネルのユーザー登録数も多いです。
こういうおもちゃ等の実際の使用レポートのような
動画は人気があり意外と再生回数を集めます。
これは、Youtubeの利用者の年代層に
子供が多いからという理由があります。
それから、企業も YouTube を活用しています。
YouTube の活用事例として以前にもお伝えしたロッテ Fit’s ≪フィッツ≫
http://www.youtube.com/user/LOTTE
毎年夏ごろフィッツのダンスを踊った動画を投稿する、
Fit’s DANCE CONTEST(フィッツダンスコンテスト)が行われています。
それまでCMで「見るだけ」だったのが、
これを「自分も参加して踊る」ものにし、
更に動画は YouTube を利用して公開されたので
コンテストに参加している人を「応援する」という
参加型と情報の双方向性の両方を取り入れたものになっています。
例えばこちらはロッテ Fit’s ダンスバトル 2ndの入賞動画の再生リスト
再生リストをみてみる
また AKB48 でも、同じような戦略を使ったことがあります。
「恋するフォーチューンクッキー」のシングルCD発売時に
公式ブログでその振付PDFを配布。
http://ameblo.jp/akihabara48/entry-11596347963.html
その後「恋チュン踊ってみた」動画の投稿が続出。
個人だけではなく、企業や県庁などの公的機関からの投稿もあるなど
一気に盛り上がりました。
そして良いものを選んで[公式]の名称を与えるなど
参加者のチャレンジ精神をくすぐりつつ・・
[公式]になると再生回数もアップ
↓
その投稿動画も恋チュン自体も認知度が上がる
↓
知名度を上げたい企業や観光スポットなどがどんどん参加
↓
ますます動画も恋チュン自体も認知度が上がる
と大きなスパイラルが起きてます。
有名なところでは
サイバーエージェント Ver. (Amebaの会社)
http://www.youtube.com/watch?v=lXs96toe-B8
神奈川県 Ver.
http://www.youtube.com/watch?v=RBBbuspVyyU
日本交通 Ver.
http://www.youtube.com/watch?v=sxmKGZL_ki8
などなど、[公式]の名称を与えられた
動画は沢山あります。
Fit’s にしても、恋するフォーチューン
クッキー動画にしても
ユーザー自身に参加してもらうことで
大きなコミュニティを作り上げたと言えます。
これらはかなり大きな事例となりますが、
YouTube は単に動画をアップして楽しむ、
というだけのメディアではないということです。
やり方によってさまざまな影響を起こし、
周りを巻き込み参加型コミュニティを作ることができます。
またアフィリエイトでは、
YouTube の持つドメインパワー、Google の恩恵を利用して
単純にSEO対策、集客力アップとしても使うことができます。
どのソーシャルメディアにも当てはまることですが
全ては使い方次第なのです。
YouTube 活用の3パターン
では、もう少し現実的に、
私たちができる YouTube を利用したビジネスモデルを紹介していきます。
大きく3つのパターンに分かれます。
まず1つ目として「アドセンスで稼ぐパターン」です。
前回にもお伝えしましたが、
YouTube動画上にアドセンスを掲載することができます。
また YouTube は第3の検索エンジンと言われるくらい
アクセス数が多くブログ記事とは比較にならないほどの
再生回数をたたき出すこともよくあります。
▼例えばこちらの動画をごらんください
Charlie bit my finger – again !
http://www.youtube.com/watch?v=_OBlgSz8sSM
何の変哲もない、兄弟のほほえましいワンシーン(56秒の動画)です。
まさに撮っただけ状態の動画です。
動画の最初にアドセンス(広告)が表示されたかと思いますが
YouTube アドセンスの広告収入は大体 再生回数÷10 と言われてます。
いまは、ジャンルによっても、もう少し低かったりしますが、
そして、この動画の再生回数は8億回を超えています。
・・・もうお分かりですよね。
たったこれだけの、1分にも満たない動画で数千万円稼いでいるわけです。
それくらい YouTube アドセンスは魅力的です。
反面、YouTube アドセンスは今から見ようと思う
動画の最初に広告が表示されるわけで
「ウザい」と思われたりもします。
もし最初に広告が表示されて、ウザいと思って、
別の動画に移動されてしまったら収入にはなりません。
(最初に表示される広告はクリックされるか、
最後まで見てもらって始めて収益になります)
だから他の誰かも似たような動画を
投稿しているようなものしか準備できない場合は
意外と稼げない場合もあります。
それから2つ目が「ランディングとして利用する」です。
YouTube は第3の検索エンジンというように、
ここからのアクセスは非常に魅力的です。
また普通のブログでは上位表示ができないようなビッグキーワードでも
YouTube 動画の場合は比較的カンタンに上位表示をさせることができます。
そこで、YouTube 動画をまず見に来てもらい、
動画の概要文や動画上のアノテーションから
自サイトに誘導する、いわばランディングページとして
利用するのがこのやり方です。
つまり YouTube 動画を自動集客装置にするわけです。
SEO力の弱い、新規ブログにも有効で、
1ページのサイトを作って、YouTube動画から誘導することでアクセスを集め
大きな収入を得るといったことも可能です。
アドセンスも魅力的ですが、所詮は1クリック何円とかいう世界です。
それよりも自分のサイトに誘導し、そこでキャッシュポイントを作った方が
大きく稼ぐことができます。
最後に、3つ目が「YouTuber として生きる」です。
YouTube 動画を見ていると、
対してイケメンでもないのに(失礼)堂々と顔を出し、
言いたいことを言ったり、商品を好きにレビューしたり
いろんな実験をやったりしている動画を見かけるかと思います。
この人たちは YouTuber(ユーチューバー)として、
動画を作って YouTube にアップし、それ自体をビジネスとしている人たちです。
殆どの場合、初めは趣味的に好き勝手に動画投稿をしていた人たちかと思いますが
企業の目に留まり、タイアップを受けて商品を紹介したりするようになっています。
自分自身をキャラクターとして商売している感じになりますので
こういうことが可能な場合はチャレンジされてみて欲しいと思います。
ただ多くの場合は、顔出しはちょっと・・・という方が多いでしょうし、
これから自分のビジネスのツールとして YouTube を利用する場合は
2つ目のランディングとして利用していく方がベストです。