ピカソはアーティストでもあり、優秀なマーケッターって話

 

どうも、ナカムラです。

秋も深まってきて、
まさに芸術の秋ですね。

今回は偉大な有名な芸術家の
二人から学んでいきたいと思います。

 

ゴッホとピカソの境遇の違いとは?

ゴッホとピカソを知っていますか?

 

義務教育を受けた人なら知らない人は
射ないと思いますが、
どちらも世界的に有名な天才画家ですね。

 

ですが、二人の生前の境遇には、
天と地ほどの差がありました。

 

2000点にものぼる作品のうち
わずか1点しか売れなかった
ゴッホに対して

 

ピカソは大成功し
7500億円もの遺産を残して
亡くなったと言われています。

 

ピカソだけでなく
ゴッホも間違いなく天才的な画家でした。

 

では、両者の違い何なのか?

 

ゴッホとピカソの売れ方の違い

それはピカソのほうが
ビジネスの本質を
深く理解していたということ。

 

ピカソは自分の作品を
売ることに関して天才的で

なじみの画商を数十人呼んで
展覧会を開き、
作品を描いた背景や意図を語り
オークションにかけたと言います。

 

価値とは絶対的なものではなく相対的なもの

 

ピカソの絵には価値があるのか?というと、
《ずば抜けた感性と表現力で描かれた絵》だからではなく、

それを素晴らしいと感じられる、
同等とまでいかないまでも 、
近しい感性を持つ人の目に触れ
評価されていたことです。

 

ピカソは
それを、分かっていたんですね。

 

集めた人たちには、絵にまつわる物語を
夜な夜な語るわけです。
これってプレゼンと一緒ですよね。

 

そして絵の価値を絵の価値異常に
自ら高めていった。

 

▲このような絵でも、価値がついてしまうわけです

 

人は「物語」に心が動きますし、

 

そんな絵だったら
私の家に飾りたいわ!と思うわけです。

 

人を集めれば、自然と競争原理が働いて
オークション形式で販売することで
値段も上がる。

 

オークションで買ったとなれば
さらにその話を買った人が、人に話して
どんどん価値が上がるし、有名になっていく..

 

ピカソは知っていたんですね。

 

ピカソは自らの作品を自らマーケティングをかけて
人々に価値を認めさせて売り出す仕掛けを作りました。

 

決して絵がうまかったから売れたとかではなく
売るための仕掛けを整えていき
そこに自らの作品を提供していったということ。

 

だからといって、
人に売るわけですから
下手な作品はだせないわけです。

 

ピカソは、生涯に、およそ13,500点の油絵と素描、
100,000点の版画、34,000点の挿絵、
300点の彫刻と陶器を制作しています。

もちろん失敗作だって入れたら、
この数の比ではないでしょう。

 

あのアナログな時代で
この量、それは天才って言われますよね。

 

秋は、芸術じゃなくても、
何かを深めるには適した季節です。

 

音楽でも、食でも、学問でも、
何かに集中して取り組み
自分の1つの道を作り込んでいきましょう。

ゴーイングマイウェイってな感じで

 

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