コードギアスから学ぶ、ビジネスにおける顏出し論争の決着

 

どうも、ナカムラです。

 

私は、特撮作品やロボットが出て来る
物語が好きで、心をワクワクさせながら
子供の頃からよく見ていました。

 

2000年代・3大ロボットアニメと言えば
『コードギアス 反逆のルルーシュ』
『機動戦士ガンダム00』
『天元突破グレンラガン』でしょう。

※『機動戦士ガンダムSEED』は殿堂入り
と勝手に思っています。

 

アニメ文化は、近代芸術の最たるものだと思います。

 

興味のある人は
この3作品が一挙に登場した、
『第二次スーパーロボット大戦Z』は
名作なのでぜひやっておいてください。

これらの作品は近年では一二を争うできの良さで
個人的には、今でも見返す名作です。

 

さて、その中の1つである
コードギアスの続編の放送が決定し、

 

今、3期につなぐための映画をやっていて
総集編の映画を昨日みてきました。

 

 

そこでビジネスに繋がる思ったこと
『コードギアスから学ぶ、ビジネスにおける顏出し論争の決着』
について話していきましょう。

 

ネットビジネスをしようとなると必ずと言っていいほど、

顔をださないと稼げないんですか、
あわわわー

と、この質問をしてくる人がいますが、
今日限りでその質問は最後になるはずです。

 

ネットは顔出し実名であるべきなのか

 

かなり昔に一世を風靡した勝間和代が
2ちゃんねるやツイッターなどでボロクソに叩かれたことで、

「ネットは匿名ではなく実名にすべきだ」

という論調を提言したことがありました。

 

それ以前からも「ネットも実名にすべきだ」という意見と、
「匿名だからこそ言えることがある」という意見で
議論されており、未だ決着はついていません;

 

では、ネットで顔出しすることの
簡単にメリット・デメリットを紹介しておくと、

 

///////////////////////////////////

【顔出しのメリット】

・信用されやすくなる
・自分を売り込める
・責任感が増す

///////////////////////////////////

 

///////////////////////////////////

【顔出しのデメリット】

・先入観で判断される
・身内や会社にバレるとまずい
・内容次第では逆に信用をなくす

//////////////////////////////////

 

などが主としてメリット・デメリットですが、
もう少し詳しく説明します。

なお、この人は顔出し&実名で知名度もあるのに、
なぜかそこまで信用度が高くありません(笑)
決してディスっているわけではないです。

 

「顔出し+実名or顔出しなし+匿名」については、
良し悪しがあると思いますし、ビジネス形態でも意見は分かれます。

 

ブロガーや稼ぐ系アフィリエイター、
ネットワークビジネス従事者やセミナー講師などは、
どちらかというと顔出し肯定派でしょう。

 

また、ネットネイティヴ世代も
顔出しに抵抗がないように感じます。

 

この議論、自身がどちら側なのかによって意見が変わってきますが、
私自身顔出しもしていませんし、
顔出ししなくても問題ないと考えています。

 

顔出しすることの意義について

 

顔出しの一番のメリットだと考えられているのが、
『本人とわかることによる信頼度アップ』です。

ですので、セミナーなんかで人にあったり
といった生業をしている場合は

顔出しと同様にビジネスネームではなく
本名で活動すると信頼性が増してくるわけです。

 

ただですね、ここで勘違いしがちなのが
「ただ単に顔や本名を出せば信頼度がアップする」
と安易に考えてしまうことです。

 

例えば、ビジネスプロデューサーとか書いていて、
本人写真見たらハゲ散らかしたオッサンだとしたら、
それで信頼度アップするかというとそうではありません。

 

悲しいけれど現実なのよね(笑)

 

この辺のわかりやすい例としては、
ニコニ動画などで活動中の「歌い手」とか、
あとは「声優」なんかもそうですね。

 

声の良さに惚れて、ファンになった人は、
自分勝手なイメージをつくります。

 

大抵の場合はイケメンとか
かわいい感じを想像するでしょう。

 

しかし、顔出しした時にフツメンならまだいいですが、
ブサメンだったとしたらどうでしょうか?

 

サッーと波が引くようにファンが去っていくなんてことも
十分に考えられますし、実際にそういう人もいます。

 

私はキャラと声優、歌と歌い手は分けて考えるので、
そりゃかわいいに越したことはないですが、
別にルックスにこだわりはありません。

 

しかし、人は見た目が9割という言葉もありますが、
ルックス重視の人も世の中にはたくさんいると思います。

 

声優の例で言うなら、あれだけ好きな声だったにも関わらず
顔を見てからは

「声を聞けばあの顔が思い出されて辛い」

なんていう人もいます。

 

そのため特にルックスが重要視される仕事でなくても、
ルックスで評価を左右されてしまい、
仕事本来を評価する目をにごらせることもあるのです。

 

美容関連、例えばメイクとかヨガとかであれば
ルックスが良い方が特ですし、
顔出しした方が集客や話題に繋がるでしょう。

 

ここまで伝えてきたことをまとめると
顔出しするかしないか、匿名でいくか実名でいくかというのは、

 

「あなたがどういう仕事をしているか」、そして
「どういうスタンスで仕事をしていきたいか」

 

で変わります。

人に「どっちがいいですか?」と聞く前に、
まずはこの2つを考えてみましょう。

 

顔出しをしなくとも大義をなしとげたルルーシュ

 

さて、コードギアスの話に戻りますが、
コードギアスの主人公であるルルーシュは、
素性を隠すため仮面の男・ゼロとして暗躍します。

 

そのゼロは黒の騎士団を結成し、民衆の支持を得ていきます。

 

 

なぜ彼が仮面を被っていたのかというと、
敵対する国の王子だったから。

 

もし彼が素顔を明らかにしていたら、
おそらくそこまでの信頼を得ることは難しかったでしょう。

 

なぜなら民衆の多くは
彼の「言葉」ではなく、彼の「素性」で判断したからです。

 

そして、顔出しするかどうか
(つまりどっちにメリットがあるか)というのは、

「自分の生まれや経歴」、
「やりたいこと」、
「その対象となる人」

によって変わってくるということです。

 

ネットで有名なインフルエンサーで、
例えば『田端信太郎』や『はあちゅう』という人がいます。

 

田端信太郎氏なら慶應義塾大学から
NTTデータ→リクルート→ライブドア→LINEと、
誰もが知っている企業で活躍。

 

はあちゅう氏も慶應義塾大学に在学中、
企業からスポンサーを募ってタダで卒業旅行。
その企画力や集客力を見込まれて電通に入社し、コピーライターとして活躍。

 

というように、ブランド力たっぷりの
パワーワードが山盛りの経歴です。

 

他にも「東大生の1日を50円で売ります」という企画で
ブレイクした高野りょーすけ氏も、
東大生と日給50円のギャップで注目を浴びました。

 

東大生を家庭教師で雇おうと思えば、
時給5000円くらいは最低ラインでしょう。

 

それにもかかわらず、1日50円。

 

仮に4時間勉強を教わったとしたら、2万円が200円。

もちろん勉強以外にも人生相談や一緒に遊んでほしいなど
様々な依頼がありましたが、
どれもインパクトがあり、
なおかつ面白いわけです。

 

こういった人は自身の経歴を武器にし、
なおかつ顔出しをすることで信頼度を高め、
よりブランドを強固にしていくことが可能です。

 

では、あなたはどうでしょうか?

 

もし社会的ブランドとなるものや特別な実績がないのであれば、
初期段階での顔出しは逆にマイナスになる可能性もあるので、
個人的にはあまりオススメしないです。

 

それに別に顔出しをしたり実名にすれば、
結果が出るというものでもないですから。

 

ネットビジネスやアフィリエイトをやっていると痛感しますが、
顔出しもしていない実名ではなく匿名のサイトであっても、
普通に商品は売れていきます。

 

例えば、このブログを読んでいる人の中の何人が
私の顔を見たことがあるでしょうか?
多くの人は見たことがないはずです。

 

それでも「面白い」「勉強になる」「役に立つ」と感じながら、
このブログを読んでくれていると思います。

 

では、なぜ私の文章や言葉を信じるのでしょうか?

 

そこに答えがあります。

 

本当に何かを解決したいと考えている人や
大きな悩みを抱えている人にとっては、
顔出ししているかや実名かどうかというのは全く関係ありません。

 

文章にしろ、音声にしろ、動画にしろ、
その人が発している「言葉」で信じるべき対象かを判断します。

 

神聖ブリタニア帝国の植民地となり、
イレブンという呼称となった日本人。

 

その日本人に独立の道を示し、
ブリタニア帝国への反逆を宣言する仮面の男・ゼロ。

 

仮面を被った男の言葉に、
劇中の日本人はなぜ突き動かされたのか?

 

ここがわかれば「顔出しした方がいいのか?」
「実名の方が信頼を得れるのでは?」なんていう質問は、
無意味だということに気づくと思います。

 

長くなるので続きはまたいつか。

 

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