ブランディングに活かせる、ジョハリの窓とは

jwindow

 

どうも、ナカムラです。

 

あなたは、ジョハリの窓という
言葉を聞いたことはあるでしょうか。

 

ジョハリの窓とは、
人間関係をスムーズにするツールです。

 

このジョハリの窓というのは
米国の「JosepLuft」と「HarryIngham」という心理学者が
共同で作ったもので、二人の名前をとって
「The Johari Window(ジョハリの窓)」と呼ばれています。

 

このジョハリの窓は
心理カウンセリンクやコミュニケーションの
改善に使われることが多く、

 

ジョハリの窓を取り入れることで、
ビジネス・私生活問わず、人間関係の改善や
ブランドのファン構築にも役に立ちます。

 

1つ質問です。

 

あなたは、自分自身のことを誰が
一番良くわかっている?と聞かれたら
どう答えますか。

おそらく質問の答えですが、
自分のことは自分が一番知ってる
と応える方が多いと思います。

ちょっと試しに

 

自分自身の得意としていることや強み、苦手や弱みを、
それぞれ1分間で10以上出すことができるでしょうか。

いかがでしょうか。

実際にやってみると、一番知っているはずの
自分なのに、これが意外と答えにくいものだと思います。

(自然と10個出せたらかなり自分の事を理解できていると思います。)

日本人の傾向として、苦手や弱みはたくさん挙げられますが、
得意や強みはあまり出てきません(もちろんその逆もありますが)。

では、同じ質問を知人や他の人に投げかけたとしたらどうでしょう。

 

一番よくわかっているつもりの自分自身も
気が付いていないようなことを挙げられて
驚く場合が少なくありません。

 

「えっ、そうなの?」と言う感じです。

 

ジョハリの窓を詳しく丁寧に

 

ちょっと前置きが長くなりましたが
「ジョハリの窓」は、「あなたからから見たあなた」、そして「他人か
ら見たあなた」を「気付いている」「気付いていない」という二つの面
に分けて作られています。

人の心には4つの窓があります。

開放の窓・盲点の窓・秘密の窓・未知の窓。

 

この4つの窓は、自分の意思で
大きくしたり小さくしたりすることができます。

 

それぞれの窓を操ることで、それぞれの窓の大きさを変えて、
人間関係をスムーズにし、コミュニケーションの
円滑化を図ることができます。

 

開放の窓 自分も他人も知っている自分

盲点の窓: 自分は気付いていないが、他人が知っている自分

秘密の窓 自分は知っているが、他人に隠している自分

未知の窓 自分も他人も気付いていない自分

 

人間関係をスムーズにし、コミュニケーションを円滑にするには、
「開放の窓」を大きくすることが重要です。

 

「開放の窓」を広げると人生が変わる

「開放の窓」は、あなた自身も気付いていて、他人も知っているあなたです。
言い換えるとあなたがオープンにしている部分です。

「盲目の窓」は、他人には見えているけど、自分では気づいていないあなたで
す。「あなたは自分では気づいていないけれど、酔いが回ると話がくどくな
るよね」などと言われる部分です。

「秘密の窓」は、他人には見せていないあなたです。当然他人も気
付いていません。まあ、言うなると隠していることですね。

「未知の窓」は、あなた自身も周囲の人も気付いていないあなたです。
これは無意識な領域や抑圧された部分、あるいは埋もれている才能です。
無限の可能性と言ってもいいかもしれません。

 

人間関係において、

「自分自身を開放したら、親近感や信頼感が増した。」

こんな経験はないでしょうか?

 

自分自身を開放する、つまり、
自分の窓を開放し大きくする。

 

この事によって、
コミュニケーションが円滑化し、
人間関係がスムーズになることがあります。

逆に、自分自身を開放しないままでいると、
親近感や信頼感は、非常に得られにくくなります。

 

例えば、一般生活において、
自分の秘密を周囲に隠していたとしましょう。

秘密を隠していると、打ち解けて話すことが出来ません。

なぜなら、秘密の発覚がいつも気になり、
コミュニケーションも上手くいかず、常に、
新しい嘘を上塗りしていかなければならないからです。

しかし、その秘密がなくなれば、
関係がスムーズになることは間違いありません。

つまり、「秘密の窓」を小さくすることで、
「開放の窓」は大きくなるということです。

自分は知っているけど、他人に隠している自分をさらけだすことで、
コミュニケーションが改善され、人間関係もスムーズになり、
親近感や信頼感が増していくということです。

自分では気付いていないが、
他人から見える欠点というのは誰しも持ち合わせているものです。

気付かないうちに人を不快にさせてしまっている。

この、「盲点の窓」を小さくすることで、
「開放の窓」は大きくなります。

しかし、ここで問題になるのが、「秘密の窓」のように、
自分では気付いていない盲点だということ。

ここに気付いていなければ、小さくすることができません。

これを解決するには、普段よく
コミュニケーションをとる人に聞くことが一番です。

 

自己開示をすると関心度が高まる

「開放の窓」を広げるには、
自分のことをオープンにすることが肝です。
これはお店や商品、ブランドも同じです。

 

自己開示することが、関心を引き出して関係をよくしていきます。

 

例えばちょっとしたことですが、
ご無沙汰しているお客様へハガキを書くときに、
ただ商品の内容や売り込みではなく

 

「実は私の趣味はマラソンです。
今年はホノルルマラソンへ挑戦します」と書くだけで、

関心度は大きく違ってきます。

 

でも自分に不利な情報を開示するのは
ちょっと勇気が入りますよね。

 

例えば「不良在庫の商品が焦げ付いて、資金が回収できてません」と書いたら
何と言われるんだろうという
不安が頭を持ち上げてきます。

 

でも人は自分に不利なことを
オープンに出来る人を尊敬して親しみを感じます。

 

人は人の失敗談を聞くと
その人に親近感を持ちやすいといわれます。
失敗談を話すということが

開放の窓を大きく広げています。

 

たとえば、人間関係をつくるときにもこんなにオレはすごいんだという話しよりも
異性関係だったり、酒の席でとかのプライベートのちょっとした失敗の話しをするほうが
相手との親近感も変わったりすると思います。

 

できる営業マンだと、商談や、取引先とのコミュニケーションで
こういった話をして関係性を気づいてうまくやってたりします。

 

今まで親近感や信頼感を、
どうしても得られなかったりとか悩んでいたら

 

今一度、自分の内面を見つめ直して、
向き合うことで、この相関関係が見えてきます。

 

そうすれば、開放の窓を大きくするのも楽になり、
親近感や信頼感が、今まで以上に得られやすくなるのです。

 

ジョハリの窓は、ネットビジネスだろうと
アフィリエイトだろうと私生活だろうと何ににでも使える
人生を豊かにする分析ツールです。

 

ビジネスで重要なのは、
リアルであろうとネットであろうと、
人と人との繋がりです。

 

親近感・信頼感が、
ビジネスの成果にも反映するということです。

 

もし。何か今行き詰ってるなと感じたら
ジョハリの窓に当てはめてみて

 

開放の窓がどれだけ開いているかなと
考えてみるといいです。

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